NTTドコモは12月21日、メールサービス「spモード」の一部ユーザーのメールアドレスが別のアドレスに誤って設定されるなどの不具合が起きたことを発表しました。関西地区で発生した伝送路の障害をきっかけに、spモードシステム内のユーザー管理サーバが輻輳。IPアドレスと顧客の電話番号を紐づける処理においてアンマッチが発生したという内容です。
ドコモでは今回の問題について、「スマートフォン利用者の急増にともなうネットワークの処理能力と処理手順が十分でなかった」と説明しています。また他人にメールアドレスが知られてしまうという点から、「個人情報の流出にあたる可能性もある」としています。
スマートフォン利用者が著しく増加しているこのタイミングで発生した今回のトラブルは、ネットワークトラフィックや料金の定額制など、今後の携帯電話業界にどのような影響を及ぼすのでしょうか。パネリストの皆さんのご意見をお聞かせください。