CNETパネリストが振り返る2011年

2011年12月17日 19時00分

 早いもので2011年も残りあとわずかです。CNET パネルディスカッションの1年間のお題を見返してみると、パネリストの皆さんには多くのトピックにご意見を寄せていただきました。


 2011年は東日本大震災など私たちの価値観を大きく変える出来事や、アップル共同創業者スティーブ・ジョブズ氏の死去など衝撃的な話題も相次ぎました。IT業界における3大ニュースを選ぶとしたらどんなものが思い浮かぶでしょうか。皆さんの意見を聞かせてください。


  • 加藤順彦 / @ykatou
    加藤順彦 / @ykatou さん (ベンチャー起業家を支援&投資する人)
    年の瀬ですね。'11年のIT業界における3大ニュースとしては

    1 ITベンチャー、アジア進出ブームの到来。
    スマホの大普及、facebook9億突破、円高の恒常化に相俟って、DeNAとGREEの世界への大攻勢がはじまったことで一気に、実に多くの企業が今年アジアへ世界へその手を伸ばし始めました。

    僕も今年はインキュベーションオフィスCROSSCOOPを、シンガポールとジャカルタ(いずれも日系のレンタルスペースとしては同国初の施設)に開業し、多くの日本企業の進出をサポートすることが出来ました。強い手ごたえを感じています。いよいよ来年こそパンデミック!!のヨカーン です。

    2 堀江貴文さんの刑執行、村上世彰さんの上告棄却、オリンパスのお咎めなし。
    ITってことじゃないけど、この3つの事象に関しては、ほんとにやるせない。
    考えれば考えるほど虚しくなる。ほんとうに日本の国を司っているであろうエライ人たちって、つまらないというか、国益に反しているというか、今の日本が如何に閉塞的な社会かということを証明することができる、具体的な実例です。

    3 ソーシャルゲーム国内市場の大爆発。
    今年はDeNAとGREEはとんでもなく大きく伸びましたね。
    そしてSAPも超躍進しました。gumiもgloopsも桁違いにすごい。もう、これに尽きる。
    個人的にはまったくそういうゲームはわからないし、やっても面白いとおもわなかったんですけど、
    ビジネスとしての面白みやなぜこんなにも多くの支持を得ているのか、ということは最近になったようやくおいらにも解ってきました。そして祝!KLab上場。


    個人的な三大ニュースとしては、
    1 43日間にわたった世界一周の決行、無事帰国できたこと(世界で活躍する日本人にあってきました) (リンク »)

    2 参加してる2社(satisfaction guaranteed 、Duckbill Entatainment)のシンガポール本社移転・第三者割当増資が成功したこと。 (リンク »)

    3 これまでの3年間で感じ伝えてきたことを元に、Techwaveにて『若者よ、アジアのウミガメとなれ』をまとめ執筆し、多くの人々からの反響を得たこと、かな。  (リンク »)

    来たる2012年もよろしくお願いいたします。
    2011-12-17 23:49:51

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