未成年者は携帯フィルタリング原則加入?

2007年12月18日 12時09分

 総務省が、未成年者は携帯電話のフィルタリングサービスに原則加入することを携帯電話会社各社に要請しました。具体的には、未成年の新規契約者はフィルタリングサービスを原則加入することを前提とした契約書を作成し、希望しない場合にのみ利用者の意思確認を行う仕組みにするというものです。フィルタリングサービスが原則適用されることになると、未成年を対象としたコミュニティサイトやキャリア非公認のサイトはアクセス制限がかかる場合があり、サイト運営にも影響が出そうです。この問題に関して、パネリストの皆さんのお考えを聞かせてください。


  • 大西宏
    大西宏さん (マーケティング・コンサルタント)
    江島健太郎さんのご意見にまったく同感です。なんで総務省がしゃしゃりでるの?と反応してしまいました。キャリア各社は企業規模からいっても立派な企業ばかりなのに、公取委から指導は受ける、また総務省からも指導を受けるようでは、ちょっと様になっていません。お上にいわれなくとも、通信インフラを担う企業としての社会責任を自ら果たしていかないと大人の企業とは言えません。
    下町で育ったせいか、子供の頃には、ご近所の商店に住み込んでいたお兄さんとか、年上のお兄さんが、いろいろ「教育」してくれたけれど、別にそれどみんな犯罪に走ったわけではなく、だから免疫もできたと感じます。ただ狭いコミュニティは、子供が犯罪に巻き込まれることからは守っていてくれていたと思います。
    情報のるつぼに生きていくためにはそれなりの免役も必要だということと、どんどん巧妙化していくネット犯罪が携帯にも押し寄せてきているわけで、子供をどのようにそういった犯罪から守るのかという観点で各社がアイデアを出し合えばいい、それで競争すればいいと思いますね。
    携帯のお金を出すのは親だから、そういった姿勢のキャリアが勝っていくはずです。その子供のキャリア選択を親が決められないようでは、もう世も末かもしれませんよ
    2007-12-20 18:35:17

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