最新NAS OS「DSM 6.0」を搭載し企業の生産性を向上--Synology「DiskStation DS716+」

CNET Japan Ad Special 山口真弘2016年03月08日 11時00分
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 もはやオフィスには欠かせない存在となり、近年は家庭内での利用も増えているNAS(Network Attached Storage)。大量のファイルの保存や共有、複数の端末からのアクセスといった本来の利点に加えて、最近はスマホやタブレットなど、外出先からの利用を見越したクラウドとの連携機能も増えつつあり、その進化はとどまるところを知らない。

 もっとも、すでにNASを活用しているユーザーからすると、転送速度や冗長性、検索機能、さらには複数端末から同時にアクセスした際のパフォーマンスなど、長く使い続けていると何かと不満が出てくるもの。Synologyの「DiskStation DS716+(以下DS716+)」は、こうしたニーズに全方位的に応えてくれる、多機能かつハイパフォーマンスなNAS製品だ。今回は新しく採用された独自OS「DSM 6.0」とともに、その全貌に迫ってみよう。

※記事執筆時点はDSM 6.0最終ベータ版を使用しています。近日正式版が公開されます。

SynologyDS716+

HDDを自由に選択でき簡単に装着可能--将来の拡張にも対応

 SynologyのDS716+は、ハードディスクを組み込んで使う、いわゆるNASキットに当たる製品だ。2つのベイを備えているため、仮に4Tバイトのドライブを2台組み込んだ場合、RAID 0だと8Tバイト、冗長性のあるRAID 1もしくは本製品の独自フォーマットであるSynology Hybrid RAIDだと4Tバイトもの容量(いずれも理論値)が利用できる。ドライブを差し替えることで同じSynologyのNASへ移行できるので、将来的に上位モデルへの移行も容易だ。あらかじめドライブがビルトインされた状態で販売されているNASではこうはいかない。

すばやく目的のファイルを探せる「スイフト検索エンジン」も

 さて、法人用のNASでポイントとされる機能はいくつもあるが、ファイル共有および管理機能は、特に重要視される機能といっていい。NASはテラバイト単位の容量があるだけに、莫大な数のドキュメントを保管できる。どれだけきちんとルールを定めて整理していても、容量がテラバイト単位ともなると、目的のファイルを見つけ出すのは至難の業だ。SOHOなどで複数のユーザーがファイルを保存するようになり、かつ共有フォルダと個人フォルダが混在する状況ではなおさらである。

 こうしたケースを見越して、DS716+に採用されている独自OS「DSM 6.0」には、スイフト検索エンジンが搭載されている。これらはテキスト系ファイルの全文をインデックス化してすばやく検索できるのはもちろん、写真などメディアファイルに含まれるカメラ名やアーティスト名などのメタデータについてもインデックス化できる。これら対応するファイル形式は世界中で使用される700種類以上にも及ぶため、利用者はファイル形式を意識することなく、すばやく目的のファイルを検索して探し出せるというわけだ。

 一般的に全文検索エンジンはCPUに対する負荷が高く、検索中にはフリーズに近い状態になってしまうことも少なくないが、DSM 6.0ではテキストファイルがあらかじめインデックス化されていることに加え、クアッドコアのCPU、2Gバイトのメモリという高性能なハードウェアスペックにより、読み書きをしながら使ってもほとんど影響も与えない。

 もうひとつ注目したい機能が、ファイル共有リンクだ。これはNAS上にあるファイルに共有リンクを設定して第三者に送信し、ファイルにアクセスしてもらう機能だ。ファイルそのものをメールに添付するのではなく、リンクだけを送って相手に操作してもらうわけだが、NASへのゲストアカウントを作成するなどの作業は不要で、該当のファイルへのアクセス権だけを開放することにより、セキュリティを担保した状態でファイルの受け渡しができるというわけだ。

 オンラインストレージでもこうした共有リンク機能は用意されているが、DSM 6.0ではこれに加えて、ユーザーからNASへのファイルアップロードを受け付けることも可能だ。そのNASにアカウントが用意されていなくても、パスワードや有効期限の設定などユーザー顔負けの高度な機能を利用できる。送信受信を問わず、外部とのファイルの受け渡しがますます便利になること請け合いだ。

DSM 6.0 Beta - ファイル共有と管理
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