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shio直伝!! GR×Mac 究極の写真術--第4回:公開編 ── 写真を作品に!! - (page 3)

CNET Japan Ad Special 執筆/写真:塩澤 一洋2011年03月25日 13時00分
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(3) いかに見せるか、いかに魅せるか

レイティングが終わったら写真の「洗練」に移ろう。ひと手間かけて写真のよさを引き出すのだ。Aperture3ではさまざまなパラメーターをいろいろと調整することができるが、まずはAperture3の素晴らしさをもっとも簡単に実感できる方法をご紹介しよう。

実はこの写真、露出オーバーで撮影したものを補正した。補正前の写真は次に掲載。タケオ、カンボジア・GR DIGITAL 3(画像クリックで拡大表示)

Aperture3のウィンドウの左側に、「ライブラリ」、「メタデータ」、「調整」の3つのタブがある「インスペクタ」が表示されているだろうか(「インスペクタ」とはどこにも記載されていない)。表示されていなければ[i]キーで表示しよう。次に「調整」タブをクリック、あるいは[w]キーでその3つを巡回し「調整」を表示する。写真を1枚選んだ状態で、「調整」タブの左上方にある「プリセット」から「クイック修正」→「自動補正」を選ぶ。すると、写真がぐっときれいになる。知識不要。これだけで写真の鮮鋭度が増す。超簡単である。

ちょっと印象的に仕上げたければ、同じく「プリセット」から「カラー」→「パンチ」を選ぶ。写真の周辺部を暗くして、中央部分の色味を強調し、インパクトのある絵になる。同様に「ビンテージ」、「トイカメラ」など試してみよう。お好みの仕上がりが見つかるだろうか。

私はこれらの操作も前述のように[f]キーを押してフルスクリーンモードで行っている。[h]を押すと「インスペクタ」が表れるので、その右上にある鍵マークをクリックすると、画面の右あるいは左の端に吸い付いてくれる。モニターの面積を最大限有効活用して、写真を大きく見ながら作業を進められるのだ。

元はこんなに露出オーバー。空も白く飛んでしまっているが、この程度なら上の写真のように補正可能だ。タケオ、カンボジア・GR DIGITAL 3(画像クリックで拡大表示)

第3回で書いたように、「青空基準」で撮影した写真はどうするか。上述の「自動補正」などを好みで施したあと、「調整」内の「ハイライトとシャドウ」にある「シャドウ」のスライダーをほんのちょっと右にずらせば、暗部の情報が浮き出してくる。当初真っ黒に近かった部分が、実はきちんと描写され、豊富な情報を持っていることがわかる。明るい部分とのコントラストを考えながら、ほんの少し明るくすることで、明部から暗部までしっかり描き出すことができるのだ。

また上述のプリセットを適用することで白く飛んでしまう部分が増えたら、「調整」内の「露出」にある「復旧」を使おう。限界はあるものの、白く飛んだ部分をある程度よみがえらせてくれる。

上述の「自動補正」では、「補正」にある「バイブランス」の値が上昇したことだろう。この「バイブランス」は、色を飽和させずに彩度を上げる機能だ。色味を派手にしたい場合に有効である。

「レベル」にある「自動」ボタンも使いやすい。白黒の「自動」ボタンは、明るさの分布を最適化してくれるし、カラーの「自動」ボタンは、RGBの各色ごとに色味の分布を最適化してくれる。たとえば白熱灯下で撮影した料理が赤みがかって写った場合のようにカラーバランスが不適切な写真でこのボタンを押せば、お皿の白を基調に、適切なカラーに近づけてくれる。

こんな感じでAperture3は、撮影者の気持ちをより的確に反映させるためのアトリエなのである。GRがいかに豊富な情報を取得しているかよくわかるし、それを自在に引き出して作品を仕上げていくことができるのだ。

プリセットで「パンチ」を適用してみた。周辺部が暗くなり、コントラストが上がって印象的に仕上がる。プノンペン、カンボジア・GR DIGITAL 3(画像クリックで拡大表示)

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