「IT業界に入った直接のきっかけは、高校生の時にプログラミングの授業で感じた面白さが忘れられなかったことだ」と言う高森さん。信号機を見ても「これは、人の文化や技術で作り上げられてきたものなんだ、そのシステムはプログラミングで動いているんだ!」と感動していた。
今でも、物を動かすシステムや技術に常に好奇心を持ち続けている様子。そんな彼女の素顔を紹介します。
趣味はドラム。バンドを組み、時々ライブも行う。「今は仕事の帰りが遅いので、平日はなかなかレッスンに行けないのですが」。ちなみに、上々颱風のドラマーの渡野辺マント氏に師事。
7:00 | 起床 ・お風呂 ・朝食は、前日の夕飯メニューをそのまま。朝のニュース番組で情報収集。 |
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8:30 | 通勤
・席を確保できれば熟睡、確保に失敗したら読書。 |
10:00 | 出社
・セールス担当と社内会議。 |
11:00 | 社内会議
・プランニングチーム、MSNサイトチームと。 |
12:00 | メールチェック 会議の議事録とフォローアップ。 |
13:00 | 昼食
・お気に入りのランチスポット韓国料理屋「古家庵」にて同期と。 |
14:00 | エラー対応(レポートデータ分析) |
15:00 | チーム定例会議 |
16:00 | メール対応 |
17:00 | レポートデータ分析 |
19:00 | 広告クリエイティブ設定チェック |
20:00 | 明日の会議準備 ・ToDo整理 |
21:00 | 退社 |
22:30 | 帰宅
・夕食 冷蔵庫のお惣菜を軽くつまむ程度+麦酒 ・深夜のお笑い番組チェック ・家族コミュニケーション |
1:30 | 就寝 |
「データの分析がうまくいかない時ですかね。上司に相談します」と、さらっと一言。MDASのチームは技術サポートを含めてたったの3人。ほぼ一人で分析ツールの改善点を見つけ出し、形にしていくにはさまざまな苦労があるはずだが、その大変さについて多くを語らない。
ドリームアーツのウェブサイトを見て「ガツンと刺激を受けた」のが、今でも仕事に対する気持ちの原点。技術によって人と人のあり方を新しく作り出していくインターネットを面白く感じ、好きなことに向かってまっしぐらに突き進んできた。「でも最近、ワークスタイルや仕事のことを振り返り始めているところです。周りの女性のことも気になって。キャリアを積んで責任を負わなくてはいけないし、結婚せずに働く理由、結婚して仕事を続ける理由、人それぞれ色々あると思うんですね。そういうことを考えています」
机は広く、隣とはパーティションで区切られている。机の前にはポストカード。知り合いのイラストレーターの絵など。「基本的には原色など色がはっきりしていて線が太くてしっかりしている、メキシコの絵などが好きです」と、ポストカードの上からくまのぬいぐるみが顔をのぞかせていたり、左の壁にはくまのストラップも。
通勤カバンの中からまっ先に取り出したのはAdvanced/W-ZERO3[es]。「お気に入りなんですよ〜」ととても嬉しそうです。
『サイレンス』は、「音楽としてのノイズと沈黙(サイレンス)について興味が湧いて読み始めました。禅やインドに影響を受けた彼の世界観、哲学にとても共感しました」。
財布は4年前に新宿の伊勢丹でオーダーメイド。音楽好きの高森さんがSIGNEO SN-A800で最近通勤時に聞く曲は!!!(chk chk chk)(チック・チック・チック)の「All My Heroes are Weirdos」。インド製のショールは「地元のセレクトショップで買いました。ほぼ毎日携帯しています」。
これまでに影響を受けた本は「複製技術時代の芸術作品」(ベンヤミン著)。技術と文化、芸術に対する高森さんの好奇心と情熱は、ずっと変わらず続いていると感じさせます。
インフォコムにて、大手商社為替システムの開発・データベース構築に開発者として携わる。ウェブシステムに関わりたいと常々思っていたところ、1999年初め、当時先進的なサイトを構築していたドリームアーツに出会い、ソリューション営業・プロジェクトマネージャーとして入社。ブランドサイト、ECサイト構築から社内システム構築までプロジェクトに携わる。米大学院留学を目指し、2001年末に同社退社。オーバーチュアにアルバイトとして検索キーワード分析業務をしつつ、受験勉強。2004年より渡米、NYメトロポリタン大学にてメディアマネジメントMBAを取得。2006年1月よりマイクロソフトオンラインサービス事業部にて、広告オペレーション、レポーティングを担当。
物作りや文化という言葉を何度も口にしていた高森さん。「えーと」など迷いの言葉をほとんど使わず、常に的確な言葉を選んで迷わず答えてくださった印象です。仕事のことも趣味のことも情熱的な話しぶりでした。とはいえ、そのアツい気持ちをこちらに押し付けるような感じは受けず、とにかく自分で楽しんでいるのだとよく伝わりました。エキゾチックな素敵な女性です。
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