9月に発表が見込まれる「iPhone 17 Pro」が、早くも公の場に姿を見せたようだ。米国時間7月28日遅く、Xユーザー「@Skyfops」が、Apple従業員と思しき人物がテスト用開発機のiPhoneを操作しているように見える写真を2枚投稿した。
そのiPhoneは最終的なデザインを隠す目的でよく使われる保護カバーに収まっているが、未発表のiPhone 17 Proであることを示唆する決定的な手掛かりがある。LiDARセンサーとフラッシュが右側に配置されている点だ。BloombergのMark Gurman氏も、画像は本物らしいとみている。
リークやうわさでは以前から、次期iPhoneシリーズが再設計されたカメラバーを採用すると言われてきた。これまで同様に左上にカメラを配置する一方、右側に追加のセンサーを配置し、全体をせり出したモジュールで一体化するという構成だ。
うわさされる横長のカメラバーは、近年のiPhoneハードウェアで最も大きな変更の1つとされており、歓迎すべき変化だ。Appleが次期iPhoneの光学系を目に見えて強化することを示唆している(机に置いたときのガタつきも少し減りそうだ)。
前日には、MacRumorsのJon Rossignol氏が、iPhone 17 Proは最大8倍の光学ズームに対応する新しい望遠レンズを備えるとの情報を共有した(現行のiPhone 16 Proは5倍)。また、端末の上部エッジに追加の「カメラコントロール」ボタンが搭載される可能性にも言及している。ただし、今回のX投稿では確認できない。
投稿された画像で確認できる極厚の保護カバーは、新しいカメラバーを隠すためのものとみられる。2枚目の画像では、テスト用開発機に覗き見防止タイプの画面保護フィルムが貼られており、斜めからは画面が暗く見える様子が分かる。
Appleの従業員がなぜ公の場でiPhoneをテストしているのかは不明だ。屋外での検証項目としては、5Gの電波状況、画面の輝度、カメラの画質などが考えられる。未発表のiPhoneを従業員が公の場で使用する様子が捉えられたのは、今回が初めてとみられる。今後数カ月のうちに、さらに詳しい情報が明らかになる見込みだ。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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