Uber Eats Japanは6月5日、コンビニエンスストア「ローソン」大阪市内の4店舗で、デリバリーロボットによる配送を6月10日から開始すると発表した。国内のUber Eats加盟コンビニとして、ロボット配送を導入するのは初めてのケースとなる。
ロボット配送に対応するのは、大阪市福島区の福島七丁目店、福島聖天通店、曽根崎新地店、JR新福島駅前店の計4店舗。ユーザーはUber Eatsのアプリを使ってローソンの商品を注文すると、一定範囲内であればロボットが自宅やオフィスなど指定の場所まで商品を届ける仕組みだ。
Uber Eatsは大阪で2024年11月から飲食店を対象にロボット配送を導入しており、これまでカレーや弁当などを扱ってきた。今回、ローソンが加わることで、人気商品「からあげクン」をはじめとするコンビニ商品もロボット配送で手軽に注文できるようになる。
導入を記念し、ロボット配送に対応する店舗で利用できる特別プロモーションコードを、サービス開始日の6月10日に対象エリアのユーザーに向けて配布する。
配送に使われるのは米Cartken製のロボット「Model C」。大きさは長さ83cm、幅53cm、高さ63cmで、積載量は最大30Lまたは30kgまで。最高速度は時速5.4km。大阪では午前9時から午後9時まで稼働する。
Uber Eats Japanは今後も「Get Anything(なんでも手に入る)」というコンセプトを掲げ、ロボット配送の普及を進めていく考えだ。
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