ソフトバンクの宮川潤一社長は5月8日の決算会見で、衛星とスマートフォンの直接通信について「来年(2026年)提供する予定」と明かした。提携する衛星会社については明言を控えつつ「準備は終わっている」とも付け加えた。
衛星とスマートフォンの直接通信サービスをめぐっては、KDDIが米スターリンクと提携し「au Starlink Direct」をすでに提供中。また、楽天モバイルも2026年に米AST SpaceMobileの衛星を用いたサービス提供を予定している。一方でソフトバンクはこれまでサービス展開予定を明かしていなかった。
なお、ソフトバンクがこれまで注力してきた成層圏通信プラットフォーム「HAPS」の取り組みも継続するという。現時点では「国交省と調整中」と述べ、「話がまとまれば、早々に発表したい」とも宮川社長は付け加えた。
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