Googleは「Android」の「かこって検索」と同様の機能を、「iPhone」ユーザーにも「Googleレンズ」の新機能として提供する。「かこって検索」は、画面上にあるものを囲むかハイライト表示またはタップして選択し、検索を実行できる機能だ。
「かこって検索」がAndroid全体で機能するのに対し、iPhone向けのGoogleレンズで提供される同様の機能は、「Chrome」と「Google」の各アプリ内でのみ機能する。
各アプリで建物や靴など、画面に表示されているオブジェクトについて詳しく知りたい場合、ジェスチャーを使って素早くウェブ検索し、詳しい情報を得られる。これまでのようにスクリーンショットを撮ってGoogleにアップロードするよりも、はるかに迅速で簡単だ。
この機能は今週よりiOS版のGoogleとChromeの各アプリに世界中で導入される。試したい場合は、以下の情報を確認してほしい。
各アプリ内で調べたいものを見つけた場合、3点メニューをタップし、「Search Screen with Google Lens」(Googleレンズで画面を検索)または「Search this Screen」(この画面を検索」を選択する。画面全体にシェードがかかったようになり、画面上部に「Googleレンズ」という文字が表示される。
次に、好みのジェスチャーを使って、オブジェクトを囲むか、タップするか、テキストをハイライトする。画面下部にウェブ検索ウィンドウが表示され、検索したものに関する情報や、類似する画像が表示される。
検索にコンテキストを追加して絞り込みたい場合は、「Add to search」(検索に追加)と表示された検索バーに入力する。例えば、ピザの画像をハイライト表示し、オンラインでレシピを検索する場合、「ベジタリアンレシピ」などの語句を追加して検索を絞り込める。
Googleの発表この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)