ソニー・ホンダモビリティ(SHM)は1月7日、「CES 2025」で「AFEELA」ブランドとして販売する最初のモデル「AFEELA 1」を発表した。
米国オハイオ州の工場で生産し、カリフォルニア州で2025年内に正式に発売、2026年中旬に納車を開始する。また、同日から全額払い戻し可能な予約金200米ドルでのオンライン予約受付を開始する。
装備やカラー設定の異なる「AFEELA 1 Origin」「AFEELA 1 Signature」の2トリムを展開。価格は特定の機能と装備の3年間無料サブスクリプションを含み、Originが8万9900米ドル(約1400万円)~、Signatureが10万2900米ドル(約1600万円)~。
AFEELA 1は、運転負荷軽減と安心・安全な移動体験を提供する独自の先進運転支援システム(ADAS)「AFEELA Intelligent Drive」を搭載。同車に搭載する40のセンサー(カメラ、LiDAR、レーダー、超音波センサー)が周囲をセンシングして収集するデータと、最大800 TOPSの計算能力を持つ電子制御ユニット(ECU)を駆使し、AI技術でPerception(認識)、Prediction(予測)、Planning(行動計画)の各工程で高度な運転支援を提供するという。
出発地点から目的地点での駐車まで、エンド・ツー・エンドの経路でドライバーの運転負荷を軽減。周辺環境や運転状況を常時モニタリングし、Epic Gamesのゲーミングエンジン「Unreal Engine」でビジュアル化したADASビューやマップとしてディスプレイに表示。ドライバーに安心・安全な移動体験を提供するとしている。
また、モビリティとのコミュニケーションを可能にする対話型パーソナルエージェントを搭載。室内のそれぞれのシートには多彩なアプリやエンタテイメントコンテンツを楽しめる独自のサウンドシステムとディスプレイを最適に配置するという。
いずれもエクステリアカラーは「Tidal Gray」「Calm White」「Core Black」の3色展開。AFEELA 1 Signatureは、エクステリアカラー3色と、「Black」「Gray」のインテリアカラーを展開し、自由なコンビネーションを選択できる。
クルマの性能としては、ドライバーとの一体感を追求して設計。軽快かつ安定感のある操縦性を実現し、上質な乗り心地を乗る人すべてに提供するという。充電はテスラの「スーパーチャージャー」ネットワークに対応し、最大300マイルの航続距離を目標に開発中としている。
なお、日本への納車開始は2026年内を予定。詳細は改めて発表する。
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