ビザスクは、2024年に自社でマッチングで実施した6万件のインタビューを分析し、その結果に基づき「2023→2024年にニーズが増えたビジネス知見」TOP10を発表した。
2024年に最も需要が増えた知見は「生成AI」で、前年に比べて2.83倍増加した。特に製造業やセキュリティ分野での応用が注目されているという。次いで「リスキリング」が2.56倍の増加となり、企業の人材育成やスキルアップへの関心が引き続き高まっている。
「宿泊」は2.51倍の増加で、観光ビジネスの回復に伴って需要が拡大していることが示された。また、「インバウンド」も同様に2.50倍の増加を見せ、観光・旅行業界における需要が根強いことを示している。
「暗号資産」は1.8倍の増加となり、ビットコインやWeb3といった関連技術への注目が集まっているようだ。さらに、「MaaS(Mobility as a Service)」は1.67倍増加し、移動サービスへの関心が引き続き高まっている。
「翻訳」は1.63倍増加し、外国マーケットでの交流深化に伴い、翻訳技術の需要が拡大している。「経営企画」は1.58倍となり、企業の成長戦略に関する関心が高まっている。
「フィンテック」は1.40倍の増加となり、新しい金融テクノロジーに対する興味が引き続き広がっている。そして、「中小企業」は1.37倍の増加を見せ、成長に向けた知見の需要が新たに高まっている。
このランキングは、大手企業から中小企業まで、実際のビジネスニーズに基づいた評価を反映しているという。
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