Appleは古い写真や思い出をひっぱりだして、人々のノスタルジーをかきたてるのが好きなようだ。「iPhone」の「おすすめの写真」と「メモリー」は、友達との離島バカンスや夫婦の記念日ディナーなど、人生の特別な瞬間を捉えた写真や動画を「おすすめのコンテンツ」として表示する。
おすすめのコンテンツは「写真」アプリに固有の機能ではないため、検索ページやホーム画面のウィジェットなど、iPhoneのあらゆる場所に表示される。
過去の写真が表示されること自体は悪いことではない。ただ、自分でも忘れていた古い写真や恥ずかしい写真が写真ライブラリから発掘され、思わぬ場所に表示されるのは困るという人もいるだろう。
おすすめのコンテンツが表示される場所はランダムなので、iPhoneの画面を誰かに見せている時や、誰かにiPhoneを使わせている時などに想定外の写真が表示されると、冷や汗をかくことになりかねない。しかし、この悲劇は回避可能だ。
思いがけない写真や恥ずかしい写真がiPhoneに突然表示されるのを防ぐ方法を紹介する。
iPhoneのOSである「iOS」は、写真ライブラリによく登場する人を重要人物とみなす。その結果、その人が写っている写真や動画がメモリーやおすすめの写真に選ばれ、iPhoneのあちこちに表示されることになる。ほとんどの場合、これは楽しい経験だろう。大好きな人たちとの大切な思い出がよみがえるからだ。
しかし、状況が変わったらどうか。親しい関係が終わり、もう話をしなくなった人の顔が自分のiPhoneにランダムに表示されるのは困る。もちろん、カメラロールを隅々まで確認し、その人が写っている写真や動画をすべて削除してもいいが、かなりの手間だ。しかし幸いなことに、特定の人が映っている写真をおすすめの写真に表示しない簡単な方法がある。
特定の人がメモリーやおすすめの写真、ウィジェットに表示される頻度を下げたい、あるいは一切表示したくない場合は、「写真」アプリを開き、表示頻度を減らしたい人が写っている写真か動画を見つけ、右上の3点メニューをタップし、「この人の表示を減らす」をタップしよう。
すると2つの選択肢が表示される。
表示されると困るのは、必ずしも別れた配偶者や仲違いした友人の写真とは限らない。自分自身の恥ずかしい写真やきわどい写真が発掘され、iPhoneのどこかに表示される可能性もある。このリスクを避けたい場合は、メモリーやおすすめの写真の生成自体を完全に無効化することを検討しよう。
「設定」から「アプリ」>「写真」と進み、「おすすめのコンテンツを表示」をオフにする。こうすれば、写真アプリのアルバム、ホーム画面のウィジェット、検索画面など、iPhoneのあらゆる場所からおすすめの写真を排除できる。
今回の記事では、特定の写真がiPhoneに表示されないようにする手軽な方法を紹介してきたが、方法は他にもある。前述した方法では満足のいく結果が得られなかった場合は試してみてほしい。
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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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