シャープとKDDIは12月9日、シャープ堺工場跡地にAIデータセンターを構築して早期に稼働させることに合意し、基本合意書を締結したと発表した。
KDDIは、シャープ堺工場跡地の土地や建物、電源設備などを譲り受け、2024年度中にAIデータセンターへの転換工事に着工。2025年度中に本格稼働させることを目指す。
シャープは、今回の売却で保有資産を減らすことでブランド事業を中心とした事業構造を確立しつつ、KDDIによる速やかなデータセンターの構築に協力するという。
なお今回の発表に伴い、シャープ、KDDI、Super Micro Computer(Supermicro)、データセクションの4社で進めていたAIデータセンター構築に向けた協議は終了。一方で、Supermicro、データセクションともAIデータセンターの構築・運用に向けて引き続き連携するとしている。
シャープは6月2日、KDDIらと4社で堺工場を活用してAIデータセンター構築を目指すことを発表。また同月7日、ソフトバンクとも堺工場を活用してAIデータセンターを構築し、2025年中に本格稼働を目指すことを発表していた。
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