Metaは米国時間10月4日、「Facebook」上でユーザーが目にするコンテンツに関する複数の変更を発表した。
最大の変更点は、2つの新たなタブ「Local」と「Explore」の追加だ。
Localは一種のコミュニティーハブで、既存の「Marketplace」「グループ」「イベント」の各タブからローカル情報のコンテンツを取り込み、近所で起きていることを確認できるようにする。例えば、近所の人が古い家具を処分するという投稿や、ダウンタウンで開催されるフェスティバルに関する投稿が表示されるかもしれない。Localタブは現在、オースティン、シャーロット、シカゴ、ダラス、ヒューストン、ロサンゼルス、ニューヨーク、フェニックス、サンフランシスコ、ワシントンD.C.の10都市で試験運用されている。
また、ユーザーの関心に基づいて近隣で開催予定のおすすめイベントをまとめた、ウィークリーダイジェストも提供される。
Exploreタブでは、ユーザーの興味に基づく一般の人々やコミュニティーからのコンテンツが表示される。Metaによると、このタブは娯楽だけではなく、役立つことを目的としており、旅行のヒントやDIYのチュートリアルなどが表示される可能性がある。
新たな「Messenger Communities」機能も追加される。Metaはこれを「共通の関心を持つ小~中規模のコミュニティーが交流するための新しい方法」としている。「Messenger」でトピック別のチャットを作成できるというもので、これまでのテストでは、大学生らがクラブの勧誘、キャンパスイベント、授業の日程などの情報共有に利用したという。
Metaはまた、今後数週間のうちに「動画」タブを強化し、「リール」などの動画をフルスクリーンで表示する。このほか、過去の回答に基づいてFacebookグループのメンバーからの質問に回答する、カスタマイズ可能な「Group AI」機能もテストしている。
Introducing New Facebook Local Tab, Messenger Communities, AI Integrations and Moreこの記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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