9月26日から幕張メッセで開催された、大型ゲームイベント「東京ゲームショウ2024」(TGS2024)のリアル会場は、29日に閉幕。28日と29日の一般公開日には、多くの人が詰めかけた。
前回のTGS2023におけるリアル会場は、4年ぶりに幕張メッセ全館(展示ホール1~11、イベントホール、国際会議場)を利用しての開催となった。そして今回のTGS2024も幕張メッセ全館を全館を利用したうえ、出展社数や小間数は過去最多で、TGS史上最大規模での開催となった。
既報の通り、TGS2024におけるリアル会場の総来場者数(ビジネスデーを含む4日間)は27万4739人と発表。前回(TGS2023)の24万3238人から比べると、約3万人増で、過去最多であったTGS2018の29万8690人に次ぐ歴代2位の来場者数となった。新型コロナ流行前のTGS2019の26万2076人も上回っており、かつての賑わいを取り戻した状態と言えるものとなっていた。
筆者が一般公開日で訪れたのは最終日の29日のみではあったなか、これまでTGSを長年取材してきたなかで、行き来に時間のかかるような混雑というのは珍しくないものではあったが、今回はお昼時を中心に、いたるところで混雑しているように感じられるものに。
新作ゲームの試遊についても、希望者が殺到。注目の新作であるカプコンの「モンスターハンターワイルズ」については、カプコンブースでの試遊整理券配布について、開場から30分足らずで終了する光景を目の当たりにした。ほかのブースでも早い段階で整理券の配布を終了するところもあったほか、待機列の規制、数時間待つ案内を掲出するところもいたるところで見られた。
ほかにも一般公開日では、ゲームファン向けのステージイベントが多数実施。小島秀夫監督と三浦大知さんがゲストとともにお届けする「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH」のトークステージをはじめ、ゲームクリエーターや著名人、プロゲーマーやストリーマーなどが登壇し、さらなる熱気を醸し出していた。どのステージでも多くの人だかりができており、熱気と熱量の高い空間に充ちたゲームショウと感じさせてくれるものとなっていた。その模様を一端ではあるが、写真でお届けする。
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