デジタル庁は9月6日、川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、ドリームインキュベータとマイナンバーカードの利用シーン拡大に向け、Jリーグの試合会場で実証実験を開始することを発表した。
実証実験は、11月1日開催予定の「第35節 川崎フロンターレ 対 鹿島アントラーズ」、11月9日開催予定の「第36節 湘南ベルマーレ 対 北海道コンサドーレ札幌」の2試合で実施する。住民情報などの活用、特典受取時の不正防止などを実証するという。
検証内容は3項目。1つ目として、ホームチームやアウェイチームのサポーターに対して本人の同意のうえで、住所情報などの基本4情報を確認する。クラブの来場者コミュニケーションや、取組施策への活用可能性を検証するという。
2つ目は、サポーターの特別な体験および景品贈呈時の本人確認にマイナンバーカードを活用。不正防止効果(なりすまし・転売の防止)があるかを検証する。
また3つ目として、これまで情報把握が困難だった来場者(同行者や招待客を含む)の住所情報を把握することにより、域外・域内の周遊動態に応じたホームタウン活動への活用可能性を検証するとしている。
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