新しいソフトウェアのバグにより、「iPhone」や「iPad」のホーム画面がクラッシュするが、おそらく影響を受けるのは、自分のデバイスで試そうとしている人だけだろう。心配しないでほしい。無害なバグのようだ。
とはいえ、クラッシュにつながるバグを高価な電子機器で発生させることはお勧めしない。
iPhoneで以下のいずれかに「""::」と入力すると、ホーム画面を実行するソフトウェア「Springboard」がクラッシュし、ホーム画面の表示に不具合が生じる。
セキュリティ研究者が「Mastodon」でこの不具合を指摘した。実際には、最初の3文字に続く最後の文字は何でもいいようだ。
ほとんどの人はこのバグに遭遇することはないだろう。また、このバグは現在の「iOS 18」ベータ版では発生しないこともある。筆者はiOS 18.0開発者ベータ7を搭載する「iPhone 15 Pro」と、iOS 18.1開発者ベータ2を搭載する「iPhone 15 Pro Max」で、これをテストした。
「iPadOS 17.6.1」を搭載する「iPad Pro」(第3世代)では、このバグはホーム画面の検索バーでは発生しなかったが、アプリライブラリの検索と設定アプリの検索ではSpringboardがクラッシュし、デバイスがロック画面に戻された。
ランダムな文字がiPhoneをクラッシュさせるのは今回が初めてではない。2020年、2018年、2017年、2015年には「テキスト爆弾」がiPhoneユーザーを悩ませた。幸い、今回のものは単なるバグとみられ、以前のいくつかのケースのように、誰かがメッセージで特定の文字列を送信してスマートフォンをクラッシュさせるような攻撃的なものではないようだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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