Googleは8月14日の「Made by Google」イベントで「Pixel 9」シリーズのスマートフォンなど最新ハードウェア製品を発表した。Pixel 9シリーズには新たなAI機能が搭載されており、目玉機能の一部は写真編集に関連している。
素晴らしい写真を撮影するには、高性能なカメラだけでは十分とは言えない。フレーミング、照明、背景、そして撮影者といった要素も同じく重要だ。そこで役立つのが、これらの新たなAI機能だ。
以下では、同日発表された主なAI写真編集機能を紹介する。
自分が撮影者だったため写真に写っていない場合などに、Googleの新しい「一緒に写る」機能を使えば、AIで写真を編集して自分を追加できる。この機能は、グループ写真と1人の写真を合成し、全員が一緒に写った新たな画像を作成する。
2023年に「Pixel 8」と「Pixel 8 Pro」でリリースされた「ベストテイク」機能と組み合わせることもできる。ベストテイクでは、似たような写真の中から各人の好きな表情を選んでグループ写真を合成できる。両機能を組み合わせることで、誰もが気に入る結果が得られるはずだ。
「編集マジック」の新機能であるイマジネーションでは、短いテキスト入力と生成AIの力で、簡単にエフェクトを追加したり、既存の写真を編集したりできる。
変更したい部分をタップし、希望する内容を入力するだけでいい(入力は英語)。例えば、「add sunset」(夕日を追加)や「make the grass greener」(草をもっと緑に)などだ。
編集マジックのオートフレームにより、写真の自動リフレーミング、最適なトリミングの提案、周辺の景色を生成して写真を拡大することも可能になった。この機能は、撮影した写真のポテンシャルは高いが、フレーミングが理想的でない場合に役立つ。
Pixel 9 Proでは動画ブースト機能が強化され、動画の解像度を8Kに引き上げられるようになった。これは、スマートフォンで最高の動画品質を求める映像作家やコンテンツ制作者にとって非常に有益な機能だ。
Googleの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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