「Pixel 8」のディスプレイ不具合、グーグルが延長修理プログラムを提供

Artie Beaty (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2024年06月17日 12時01分

 Googleは公式サポートページで、画面に縦線やちらつきの問題が発生した「Pixel 8」スマートフォン向けの延長修理プログラムを発表した。

Pixel 8の写真
提供:Max Buondonno/ZDNET

 通常の1年間の保証ではなく、対象となるスマートフォンの購入日から3年間の保証を提供する。新品と交換するか、画面を修理するかは明らかにしていない。2023年秋に問題を報告した多くのユーザーは、新品との交換という対応を受けたとしている。最近購入したユーザーの中には、再生品と交換されたと報告する人もいる。

 この問題は、画面の特定の部分が緑色になり、それが徐々に縦線に変化して常に表示されるという、同じ現象で始まることが多い。この問題を除けばPixel 8は好評で、米ZDNETのMax Buondonno記者は「フラグシップレベルの体験」であり「入手可能なスマートフォンの中でも最高の1つ」と評している。

 すべての Pixel 8が対象になるわけではないことに注意が必要だ。対象かどうかを確認するには、Googleまたは認定修理パートナー、購入先のサポートに問い合わせる必要がある。プログラムはベースモデルのPixel 8にのみ適用され、「Pixel 8 Pro」には適用されない。画面の問題は、一部のProユーザーも報告しているが、ベースモデルではるかに多く報告されている。

 なお、こうした問題が生じるのは珍しいことではない。2月にはサムスンの「Galaxy S24」でも、画面にざらつき感が生じるとの問題が報告されている。Pixel 8 Proには、画面がカクつくという問題があった。

 Googleによると、延長保証の対象外のデバイスでも、この問題が発生している場合は、Googleの限定保証の対象となる可能性があるという。

Google Pixel 8 延長修理プログラム

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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