三井住友銀行(SMBC)は5月23日、「Olive LOUNGE(オリーブラウンジ)渋谷店」を開設したことを発表した。
一般利用客に向けた新しいコンセプトの店舗として来店者へ心地良さを提供しつつ、個人向けの総合金融サービス「Olive」のアカウント契約者が特典を感じられる空間になるという。
Olive LOUNGE渋谷店は、三井住友銀行が渋谷支店を運営していた、東京都渋谷区宇田川町20-2にオープン。1階の銀行は、従来の一般的な営業時間となる9~15時ではなく、7~22時が営業時間となる。窓口は10~16時だが、専門の案内スタッフとコールセンターに接続した無人受付端末を活用し、インターネットバンキングによる住所変更、相談業務などに22時まで対応するとしている。
窓口では、口座開設などの各種手続き、資産運用の相談に加え、「Olive」の操作方法、「Vポイント」の使い方なども聞ける。また、イベントスペースでは金融に関するセミナーや社会的価値創造に向けたイベントも開催する予定だ。
Olive LOUNGE渋谷店は、銀行の店舗を広く開放して他のテナントと共存する、オープンなスペースが特徴。1階には銀行のほか「スターバックス」、2階にはカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営するコワーキングスペース「SHARE LOUNGE」が入居する。
また、Oliveアカウント契約者は、実際に三井住友銀行が使用していた貸金庫をリノベーションした地下1階の個室を利用可能。そのほか条件を満たした対象者が併設のスターバックスやSHARE LOUNGEの利用代金をクレジットモードもしくはデビットモードの「Oliveフレキシブルペイ」のスマホのタッチ決済で支払うと、利用金額の10%相当のVポイントを還元するとしている。
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