アップルは日本時間5月7日夜、新型「iPad Air」を発表した。プロセッサを「M2」チップに刷新したほか、11インチと13インチの2モデル展開になった。
先代からの大きな違いは、前述の通りディスプレイサイズが2種類になったことだ。新たに加わった13インチは11インチより画面領域が30%広く、快適なマルチタスクが可能になった。
パフォーマンス面では、チップセットを「M2」に刷新した。M1を搭載する先代iPad Airより50%高速であり、さらにA14 Bionicを搭載したモデルに比べて最大3倍高速だという。さらに、ストレージも最小構成が先代の64GBから128GBへ引き上げられた。
また、フロントカメラの位置が横の縁に移動した。これによって、よりPCライクにビデオ会議を利用できるようになった。
ネットワーク面では、eSIM専用の5Gに加えて新たにWi-Fi 6Eに対応。最大で2倍高速なWi-Fi接続を利用できるようになった。
新登場の「Apple Pencil Pro」にも対応した。Apple Pencil Proは「探す」に対応したほか、スクイーズ、バレルロールという新たな操作方法が加わった。具体的には、ペン先を指で強く持つとパレットが表示され、ペンの太さなどを簡単に変更できるようになった。さらに、ジャイロスコープで回転を検知し、ペンやブラシの向きをコントロールできるようになった。
本体価格は11インチモデルが9万8800円〜、13インチモデルが12万8800円〜。すでに予約注文が可能で、発売は5月15日から。
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