東急不動産およびリエネは4月26日、日本テレビおよび日本テレビワーク24と、「再生可能エネルギー導入に向けた提携に関する基本合意書」を締結した。第1弾として、日本テレビの生田スタジオの屋根上へ太陽光発電設備を設置する。
東急不動産は、2014年の再エネ事業への参入以降、全国で再エネ発電所開発を進めており、これまでに開発中事業を含め全国104件、定格容量1751MWの事業に携わってきた。2018年に、再生可能エネルギー事業を展開する事業ブランド「ReENE(リエネ)」を立ち上げ、2021年9月には、再生可能エネルギー事業の拡大を目的に、東急不動産の100%出資によるリエネを設立した。
今回、東急不動産グループと日本テレビグループは、再生可能エネルギー電力活用による企業価値向上と、カーボンニュートラル実現に向けた事業の推進・情報発信を目的に、連携を開始する。
取り組みの第1弾として、日本テレビが川崎市に所有する生田スタジオの屋根上へ太陽光発電設備を設置し、発電した電力を生田スタジオ内へ供給するオンサイトPPAを実施することで、生田地域のレジリエンス(強靱性)の強化を目指す。第2弾は、生田スタジオの送迎バスをEV化し、生田エリアの環境改善を図る実証実験を予定している。
今後両社は、日本テレビが所有する汐留日テレタワー、番町スタジオ等、日本テレビホールディングス全体の再エネ化も検討し、再生可能エネルギーのオンサイト(敷地内に太陽光発電設備を設置する方式)・オフサイト (敷地外の太陽光発電設備を利用し電力会社の設備経由で使用する方式)の活用に向けた取り組みで共創する考えだ。
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