家計簿プリカ「B/43」(ビーヨンサン)を提供するスマートバンクは4月24日、デットファイナンスで複数金融機関から新たに11億5000万円の資金調達を実施したと発表した。
調達先金融機関は、商工組合中央金庫、三菱UFJ銀行、JA三井リース、紀陽銀行、北國銀行。厳しい調達環境が続く中でも、サービスの実績と将来性が評価され、無担保・無保証でデットファイナンスが完了したという。
スマートバンクはこれまで30億円の資金調達を実施しており、今回の調達で累計調達額は41億5000万円になる。
スマートバンクは、プリペイドカードと家計簿アプリがセットになったB/43を開発、提供している。毎月の予算をプリペイドカードにチャージして支払うだけで、アプリに支出の明細をリアルタイムで反映するため、支出を簡単に管理できる。
特に、夫婦やカップルで使える「B/43ペアカード」は、共働き世帯が増える中で2人で家計管理をするニーズを捉えて急成長しており、2021年4月のリリース以降の累計ダウンロードは100万件、月間取扱高は数十億円まで拡大しているという。
ユーザー数が急速に増加して事業規模が大きくなったことに伴い、事業運営に必要な資金を確保すべく、資金調達を決定。調達した資金はさらに多くの人へ価値のあるプロダクトを届けるため、平常運転資金やプロダクトの開発・人材獲得に充当するとしている。
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