スマートバンクは7月12日、同社が提供する家計簿プリカ「B/43」(ビー ヨンサン)において、メンバーシッププラン「B/43プラス」の提供を開始すると発表した。
明細振り分けのカスタマイズ、目的別にお金を分類できる「ポケット」機能の上限拡張といった新機能、限定デザインのカードなどを用意し、家計管理をアップグレードできる。月額利用料金(税込)は480円。
今回、B/43プラスでは(1)明細の振り分け、(2)明細への画像添付、(3)支出カテゴリーのカスタマイズ、(4)「ポケット」の作成上限の拡張――の4つの新機能を提供する。
(1)明細の振り分けでは、従来は店舗に応じて1つのカテゴリーに自動分類されていた支払い明細を、ユーザーが明細ごとに分類可能となる。例えば、スーパーでの買い物は「食費」カテゴリーとして振り分けられるが、「日用品」にも紐づけできる。また、(2)明細への画像添付により、レシートや思い出の写真といった画像を添付可能となった。
(3)支出カテゴリーのカスタマイズでは、「書籍代」「推し活代」など、任意のカテゴリーを追加できる。特定の支出の予算を設定すれば、「あといくら使えるか」の把握もできる。
(4)ポケットの作成上限の拡張では、B/43での上限となっていた3個から10個へ拡張する。チャージした予算を、より多くの目的に合わせて管理可能だ。
特別なデザインの限定カードも用意する。「マーブル」「ブラック」の2種類で、明るい光をイメージし、ホログラムを利用した高級感のあるデザインを採用。お金にまつわる不安をなくし、一人一人の行く先を明るく照らす、未来を実現する力になりたいという想いを込めたとしている。
B/43は、Visaプリペイドカードと家計簿アプリがセットになった支出管理サービス。チャージ式のカードに2人(夫婦など)で入金すると、リアルタイムに支出を可視化できる。
今回発表したメンバーシッププランの新機能は第1弾と言う位置づけで、「自分用のカテゴリを作りたい」「お買い物の明細の中身も細かく分類したい」といった、さらに細かく、正確に家計を管理したいというユーザーからの声に対応したという。
スマートバンク CEOを務める堀井翔太氏は、「今回の新機能では、従来のユーザーからの声を反映した。今後もさまざまな機能を追加する予定で、メンバーシッププランに加入すればどんどんいい機能が追加されていく、という立て付けにしていきたい」と語った。
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