General Motors傘下で自動運転技術を手掛けるCuiseは米国時間4月9日、道路のマッピングと道路情報の収集を目的とした走行を、アリゾナ州フェニックスを皮切りに一部の都市で再開すると発表した。自動運転システムは使わず、人が運転するという。無人の運転をいつ再開するかについては明言していない。
2023年10月、サンフランシスコで道路を横断中の歩行者が有人の車両にはねられ、Cruiseの自動運転車の進路に投げ出された。Cruiseの車両は被害者をはね、6mほど引きずって停車した。カリフォルニア州当局は、 Cruiseが最初の調査で誠実な行動をとらなかったと判断し、同州における免許を停止した。Cruise はソフトウェアの自主回収を発表し、残りの業務を停止、共同創業者Kyle Vogt氏の辞任を受け入れたほか、他の9人の幹部を解雇し、新たな最高安全責任者を任命した。
事故前、Cruiseはサンフランシスコ、ヒューストン、フェニックス、オースティン、ダラス、マイアミで自動運転車を走行させていたが、2022年12月以降、度重なる急ブレーキや、車両が路上で動かなくなる問題について調査を受けていた。
Bloombergは9日、Cruiseがこの数カ月間に20以上の大都市圏と交渉してきたと報じた。
Cruiseの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果