S.RIDE(エスライド)は4月4日、国際自動車と大和自動車交通による自家用車活用事業(日本型ライドシェア)の運行車両への配車を4月中に開始すると発表した。
東京23区と武蔵野市、三鷹市で4月中に開始し、順次拡大する。
ソニーグループのAIとIT技術を活用して開発したタクシー配車アプリ「S.RIDE」は、4月4日にアップデートを実施。配車指定画面にライドシェアの項目を新たに追加し、対象車両を「含む」「含まない」が選択可能になった。
ライドシェアを「含む」を選択し、運賃方式に事前確定運賃を選択、クレジットカードによるオンライン決済を選択すれば、ライドシェア車両を含んだ配車指定が可能。お気に入り設定で「ライドシェアを含む」を選択すると、その設定を維持し続けることもできるとしている。
ドライバー向けのアプリでは、国土交通省が定める自家用車活用事業(日本型ライドシェア)の運送形態・態様に対応。Android版タブレットから提供を開始し、iOS版やスマホアプリも順次提供するという。
タクシー事業者によるドライバー採用のサポート、運行管理などに必要な機器類の貸し出しなど、スムーズな制度導入を支援する各種プログラムも提供する予定としている。
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