「Googleマップ」に人工知能(AI)を使った3つの新機能が近日中に追加され、アクティビティーや観光スポット、食事スポットなどがさらに見つけやすくなる。
1つ目の機能は、その土地に詳しい人々のお気に入りの場所を知ることができる機能だ。都市名で検索するだけで、Googleマップのコミュニティーによるおすすめのリストのほか、旅行ガイドサイト「Lonley Planet」や、レストランの検索と予約のサイト「OpenTable」などの人気サイトが提供するリストを閲覧できる。
Googleマップによるおすすめのレストランリストも提供する。最近人気が急上昇した店を紹介する「Trending」リスト(毎週更新)、ユーザーコミュニティーから安定した人気を集めている店をまとめた「Top」リスト、地元の隠れた名店を紹介する「Gems」リストの3種類だ。
これらのリストは、今週から北米の40以上の都市で利用できるようになる。
2つ目は、作成したリストの表示順を変更できる機能だ。旅行の計画に沿って時系列に並べたり、訪れた場所をおすすめ順に並べたりできる。また、リストに自分のSNSコンテンツ(料理のレビューなど)へのリンクを入れることもできる。
この機能は世界中で3月中に、「Android」版と「iOS」版のGoogleマップで利用できるようになる見込みだ。
3つ目は、特定の場所に関する情報をAIによって素早く得られるようにする機能で、旅の計画を変更したいときに便利だ。マップ上で特定の場所を表示すると、ユーザーコミュニティーがその場所について気に入っている点をまとめた写真とレビューが表示される。
また、料理の写真が表示されていると、AIがその料理の名前を教えてくれる。Googleによれば、この機能は海外旅行中や、料理に馴染みのない新しい町に行ったときなどに役に立つという。同社は、GoogleマップへのAIを活用した機能の導入を本格化させており、2月には、ユーザーがある都市で新しい場所を見つけるのを支援する生成AI機能を実装した。
Googleの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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