「Android 15」で何が変わる?特に楽しみな新機能6選

Jack Wallen (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル2024年03月19日 07時30分

 「Android 15」は2024年夏に登場するはずだが、筆者は今からこのアップグレードを楽しみにしている。新しいバージョンの「Android」がリリースされるたびに、筆者はすぐに自分の「Pixel」にダウンロードして、最新のOSが搭載されたスマートフォンを楽しんでいる。

ドロイド君
提供:Kerry Wan/ZDNET

 もちろん、規模や重要度はリリースによって大きく違ったりする。Android 15は、このOSで最も楽しみなリリースではないものの、プラットフォームの改善に大いに寄与するいくつかの機能が含まれているはずだ。

 「はず」と言ったのは、実際にリリースされるまで、確かなことは分からないからだ。Googleは過去に、発表済みの機能を正式版リリースで取り消したことが何度かある。

 したがって、以下で紹介する機能が最終リリースに実際に搭載されるのかどうか、確実なことは言えない。だが、筆者はそうなることを強く願っている。とはいえ、Googleの過去の傾向を考えると、過度の期待は禁物だろう。

 それでは、その機能を紹介していこう。

  1. 部分的な画面共有
  2. 「Private Space」(プライベートスペース)
  3. 「Notification Cooldown」(通知のクールダウン)
  4. 機密性の高い通知に関する新機能
  5. Bluetoothのポップアップダイアログ
  6. エッジツーエッジのアプリ表示

1. 部分的な画面共有

 筆者はAndroidの画面録画機能をよく使用する。現行のシステムでは、録画しようとしているときに、通知シェードが表示されることがあるという問題がある。通知がいつ表示されるかはアプリ次第だ。Android 15では、部分的な画面共有のおかげで、そうした問題が発生しなくなるはずだ。

 この機能を使えば、特定のアプリウィンドウのみを録画または共有できる。画面録画を共有することが多い人は、この機能を利用すれば、通知などに含まれている機密情報を、うっかり他の人に知られてしまうのを防げる。

2. 「Private Space」(プライベートスペース)

 筆者はずっと前から、このような機能を待っていた。Private Spaceは、サムスンの「Galaxy」で採用されている「セキュリティフォルダ」と同じように機能し、スマートフォン上でアプリを非表示にできるものとみられる。例えば、他の人にアクセスされたくない仕事専用のアプリがある人もいるかもしれない。家族とのコミュニケーションのためだけに使用するアプリがあり、その会話を他の人に見られたくない、という人もいるだろう。

 Private Spaceを使用すると、そうしたアプリと、そのアプリに含まれるデータを隠せる可能性がある。この機能は、セキュリティを強化したい人にとって、サードパーティーのアプリに頼らずとも問題を解決できる有力な対策になるかもしれない。

3. 「Notification Cooldown」(通知のクールダウン)

 モバイルデバイスに関して、よく苛立ちを覚えるのは、通知がしつこくなることだ。例えば、大量のテキストメッセージを送信してくる友人がいるとしよう。その場合、スマートフォンをミュートにしない限り、通知音が何度も鳴って、イライラさせられる。

 Android 15には、同じアプリからの連続的な通知の音量を自動的に下げる「通知のクールダウン」という新機能が搭載される予定だ。つまり、友人が大量のテキストメッセージを送信してきた場合、最初の通知の音量は通常どおりだが、それ以降の何件もの通知は、音量が自動的に下げられる。

4. 機密性の高い通知に関する新機能

 今回のアップデートでは、通知が重視されているが、筆者にとって特に重要な機能が1つある。筆者はほぼすべてのアカウントで2要素認証(2FA)を使用している。一部のサービスは、より安全なTOTP(時間ベースのワンタイムパスワード)アプリコードにまだ移行していないため、2FA用のコードをSMS経由で受信することがよくある。不正なアプリが6桁のコードを読み取ることに成功すれば、関連するアカウントに簡単にアクセスできてしまうため、SMS経由の2FAはTOTPより安全度が低い。

 Android 15では、他のアプリによるコードの読み取りを防ぐための、機密性の高い通知に関する新機能が導入されるとみられる。これは、筆者が必須だと考える機能の1つだ。筆者なら、このアプローチをさらに一歩進めて、コードを難読化し、コピー/ペーストでしか使用できないようにする。もちろん、コードを見て、対象のアプリにその番号を手動で入力する方がいいというユーザーもいるだろう。いずれにせよ、この機能が大きな進歩であることは間違いない。

5. Bluetoothのポップアップダイアログ

 これは、Android 15の正式版に搭載されない可能性が高い機能の1つだ。この機能は、「クイック設定」の「Bluetooth」をタップするとポップアップメニューが表示され、個々のデバイスに素早く接続したり、接続を解除したりできるというもの。これにより、わざわざ「設定」アプリを開かなくてもよくなる。複数のBluetoothデバイスを頻繁に切り替えたり、1つまたは複数のデバイスを一時的にオフにしたりしたいと思っている人は、このダイアログを重宝するはずだ。

6. エッジツーエッジのアプリ表示

 コンテンツを画面の端から端まで表示するアプリもあれば、そうでないアプリもある。端から端まで表示するアプリの方がコンテンツを読みやすい。確かに、これはわずかな変化だが、このアプローチを一度体験すれば、違いを理解できるだろう。

 Android 15では、ついにすべてのアプリがデフォルトで強制的にエッジツーエッジ表示になる可能性がある。この変更により、コンテンツが左右に伸びるのかと考える人もいるかもしれないが、そうではない。エッジツーエッジとは、コンテンツがナビゲーションバーの下にも表示されることを意味し、より没入的な体験を実現する。

新機能はほかにも

 以上が、筆者が楽しみにしているAndroid 15の新機能だ。もちろん、パフォーマンスの向上、セキュリティの強化、バッテリー持続時間の向上、ユーザーインターフェースの刷新にも期待しているが、これらの改善は、Androidのアップデートのたびに実施されていることが多い。

 上述の6つの機能すべてが次のリリースに搭載されることを願っている。新しいバージョンがリリースされたら、すぐに適用すべきということを覚えておこう。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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