「ウマ娘」5th EVENT 第4公演で見た“新時代の幕開けとお祭り娘が駆け抜けた姿”

 CNET Japanの編集記者が気になる話題のトピックなどを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。主にゲームなどのエンターテインメント関連も取材している佐藤が担当。今回は、3月22日と23日に大阪府の大阪城ホールにて行われた、「ウマ娘 プリティーダービー」(ウマ娘)をテーマにしたライブイベント「ウマ娘 プリティーダービー 5th EVENT ARENA TOUR GO BEYOND - NEW GATE -」(5th EVENT 第4公演)の模様をお届けする。

「ウマ娘」初のアリーナツアーとして展開してきた5th EVENT。そのツアーファイナルが大阪城ホールで行われ、多くの“トレーナーさん”が詰めかけていた
「ウマ娘」初のアリーナツアーとして展開してきた5th EVENT。そのツアーファイナルが大阪城ホールで行われ、多くの“トレーナーさん”が詰めかけていた

 「ウマ娘」は、Cygamesがゲームやアニメなどで作品展開を行っているクロスメディアコンテンツ。トウカイテイオーやキタサンブラックなど実際に活躍した競走馬をモチーフに、その名前と魂を受け継いだ“ウマ娘”たちが活躍する姿を描いている。互いに切磋琢磨しレースを繰り広げたうえ、レース後にはファンと喜びを分かち合うライブステージ「ウイニングライブ」を行うという世界観も持っている。

 ウマ娘たちの声を担当しているキャスト陣がステージに立ち、ウイニングライブをほうふつとさせるようなライブイベントも、2017年から開催。5th EVENTでは、ウマ娘初のアリーナツアーを全4会場で展開。すでに第1公演「WISH」が2023年7月に、第2公演の「GAZE」が同年9月に、第3公演の「YELL」が2024年2月に開催され、この第4公演がツアーファイナルとなっている。

 第4公演でも、両日ともに20名以上のキャストが出走(出演)したほか、シークレットゲストも登場。そして会場には多くの“トレーナーさん”(※ゲームにおけるプレーヤー、ウマ娘のファンのこと)が来場した。また、公演の模様はオンラインでの有料配信も実施。会場のモニターや配信では、ドローンカメラを活用した使った迫力ある映像も映し出していた。

「ウマ娘 プリティーダービー 5th EVENT ARENA TOUR GO BEYOND - NEW GATE -」DAY1出走者(※敬称略)

Machico(トウカイテイオー役)、大橋彩香(ウオッカ役)、木村千咲(ダイワスカーレット役)、髙橋ミナミ(エルコンドルパサー役)、小倉唯(マンハッタンカフェ役)、渡部優衣(ウイニングチケット役)、鈴木絵理(トーセンジョーダン役)、新田ひより(マチカネフクキタル役)、天海由梨奈(ミスターシービー役)、遠野ひかる(マチカネタンホイザ役)、立花日菜(サトノダイヤモンド役)、矢野妃菜喜(キタサンブラック役)、中村カンナ(ナリタトップロード役)、春川芽生(シンボリクリスエス役)、松岡美里(タニノギムレット役)、奥野香耶(ヴィルシーナ役)、藤本侑里(ジャングルポケット役)、宮下早紀(スティルインラブ役)、菊池紗矢香(ホッコータルマエ役)、須藤叶希(ワンダーアキュート役)、MAKIKO(サウンズオブアース役)、篠田みなみ(タップダンスシチー役)、秋奈(ドゥラメンテ役)、小島菜々恵(ラインクラフト役)、佐藤榛夏(シーザリオ役)、希水しお(デアリングハート役)

【実況】明坂聡美(実況役)
【ナビゲーター(シークレットゲスト)】佐藤利奈(都留岐涼花役)
【ダンサー】ウマ娘ダンサー

DAY1出走者
DAY1出走者

 DAY1の開演前に、恒例になった公式YouTubeチャンネル「ぱかチューブっ!」の出張版として、コール&レスポンス動画が上映。DAY1ではマチカネタンホイザとマチカネフクキタルが登場して会場をあたためる。また開演時間が迫るなかでは、明坂さんによる出走直前の様子をレポートするコーナーも実施。ここでは大橋さんと松岡さんが登場し、松岡さんがシェイカーを振りつつ、カクテルグラスにカクテルの「ギムレット」を注いだ……かと思いきや、実際にはスポーツドリンクを提供して盛り上がる。

 さらに横から女性の声とともに手だけが横から登場。聞き覚えるある声だと思いつつも、姿は見せないままレポートは終了。そしてステージに設けられた実況・解説ブースにライトがあたると、シークレットゲストである都留岐涼花役の佐藤利奈さんが姿を見せる。涼花は、ゲーム内の最新育成シナリオである「U.A.F. Ready GO! ~アスリートのキラメキ」における、ウマ娘による総合スポーツ大会「U.A.F.」を立ち上げ、 運営総責任者を務めている。そんな涼花をほうふつとさせる衣装やメガネの姿で登場した佐藤利奈さんの姿と、事前アナウンスでさらに盛り上がっていく。

 ステージでは、大型モニターにOvertureとしてオープニング映像が上映。ゲームのリリース日でもある“2021/02/24”の表示から時が進み、これまでの5th EVENT開催日が次々と映し出され、さらにウマ娘たちの映像やウマ娘ダンサーによるパフォーマンス、そしてカウントダウンとともにキャスト陣が姿を見せたところでライブがスタート。

オープニング(DAY1)
オープニング(DAY1)

 オープニングナンバーは「Comeback Story V」。見るからにかっこよさときらびやかさを併せ持つ新衣装「Gate of Infinity(ゲート・オブ・インフィニティ)」をまとってパフォーマンスを行う。ライブテーマである「NEW GATE」と、この先に広がる無限の可能性へと繋がることをイメージした衣装で、腰の飾りは今までの公演がモチーフになっているという。間奏では、こうした衣装説明や大阪らしさもあふれる自己紹介も行われた。

 実況役の明坂さんが進行を担当してのMCパートでは、ウマ娘のナンバリングライブとしては初めての大阪開催であることや、この公演では出走キャストが5th EVENT最多の27名になっていることをはじめ、初出走キャストである小島さん、佐藤榛夏さん、希水さん、宮下さんからの意気込みも語られていった。

冒頭の挨拶(DAY1)
冒頭の挨拶(DAY1)

 ステージが暗転し、大橋さんと松岡さんがライトで映し出されるなか、曲の冒頭を思わせる“wow wow~”をアカペラで口にしつつ、まず歌ったのは「GIRLS' LEGEND U(The Infinite Ver.)」(大橋さん、髙橋さん、渡部さん、鈴木さん、天海さん、遠野さん、松岡さん、藤本さん、宮下さん、MAKIKOさん、小島さん、佐藤榛夏さん、希水さん)。ゲームリリース時のメインテーマ曲「GIRLS' LEGEND U」に、より壮大さが増したアレンジ曲を、初出走キャスト4人も交える形で熱く歌い、終盤は小島さんの呼びかけにより、トレーナーさんたちも一緒になって歌い、一体感を高めていった。

 これに続いたのは、秋奈さんによるドゥラメンテのソロ曲「EXCEED」。普段は真面目でストイックだが、レースを前にすると闘志がみなぎるのか荒々しい一面を見せるというドゥラメンテをイメージさせるような、炎も吹き上がる演出のなかでロックソングをクールに決めていく。さらにステージには、エレキギターを手にした立花さんも登場し、自らエレキギターのソロ演奏を行うというサプライズもあり、ステージ上では見られないような立花さんの姿にも大いに沸いていた。

「EXCEED」(DAY1)
「EXCEED」(DAY1)

 「CATCH THE VICTORY! (The Glory Revision)」(大橋さん、松岡さん)は、ウォッカのソロ曲アレンジを大橋さんに加え、松岡さんと2人で披露。ウマ娘の世界でウオッカとタニノギムレットは先輩と後輩という間柄になっており、そんな関係性を感じさせる冒頭の口上もありつつ、スタンドマイクを前に派手なレーザー演出とともにかっこよさ全開のステージに。

 渡部さんは、ウイニングチケットのソロ曲アレンジ「WINNING MELODY(The Vivid Revision)」を披露。疾走感あふれる楽曲を、熱い気持ちをほとばしらせるように歌う。間奏では無二の友情で結ばれ“BNW”と呼ばれる、ナリタタイシンとビワハヤヒデへのメッセージも口にしていた。

 ここで実況ブースに新田さんと遠野さんが登場。マチカネフクキタル役とマチカネタンホイザ役としての掛け合いがあり、ステージに移動しつつ歌われたのは「[運 or むん]Lucky Comes True! / TAILWIND」。マチカネフクキタルのソロ曲「Lucky Comes True!」とマチカネタンホイザのソロ曲「TAILWIND」が入れ替わりながら歌われるという、これまでにない2人のコラボ曲と言えるもの。目まぐるしく変わるなかで、2人が持つキュートかつにぎやかさでステージを彩っていた。

「[運 or むん]Lucky Comes True! / TAILWIND」(DAY1)
「[運 or むん]Lucky Comes True! / TAILWIND」(DAY1)

 往年のユーロビートを感じさせる「Dance 2 Endless Beat」(髙橋さん、鈴木さん、中村さん、春川さん、奥野さん、菊池さん)では、ステージとトロッコの2組に分かれ、マラボーと呼ばれる羽根装飾を首にかけ、羽根扇子を手にパフォーマンス。とりわけ、トロッコに乗っていた鈴木さんが、特大サイズの白い羽根扇子を手にしたのが目を引いていた。

 TVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」エンディングテーマの「アコガレ Challenge Dash!!」(Machicoさん、大橋さん、木村さん、立花さん、矢野さん)では、ステージにポンポンを持ったウマ娘ダンサー、場内には巨大なバルーンも登場するなかで、笑顔いっぱいな表情を浮かべながらポップに歌っていた。

 MCパートでは、5th EVENT恒例のコール&レスポンスコーナーに。一部のキャストはトロッコに乗り、トレーナーさんに近い位置で、会場の大阪にちなんだものも含めた、個性的なコール&レスポンスで盛り上がっていた。

 ライブパートが再開され、まずは「[Do or Die]Destroy for Dasein / THE SUPER STRONG S」(春川さん、松岡さん)で、タニノギムレットのソロ曲「Destroy for Dasein」とシンボリクリスエスのソロ曲「THE SUPER STRONG S」のコラボステージ。このとき春川さんと松岡さんは、第3公演の衣装「Notes of Grandeur(ノーツス・オブ・グランジュア)」で登場。同公演では松岡さんが体調不良で出走見送りとなった経緯もあり、改めてこの衣装をまとってのステージが実現。どちらも特徴的なロックソングを力強く歌うだけではなく、終盤では春川さんは松岡さんの顎を手をかければ、松岡さんは春川さんの頭に手をかけ額を突き合わせるぐらいの近距離で歌うなど、闘志むき出しで攻撃的ともいえるようなステージが展開された。

 「Ms. VICTORIA(The Legends Ver.)」(髙橋さん、天海さん、遠野さん、宮下さん、奥野さん、菊池さん、須藤さん、MAKIKOさん、篠田さん)では、より壮大さが増した凱歌のアレンジバーションを熱唱。ステージ上段の中心には髙橋さんが立ち、せり上がりのステージで一番高いところから歌声を響かせていた。

 スクリーンには、ライバル関係にあるウオッカとダイワスカーレットの映像が流れたあと、「NEXT FRONTIER」(大橋さん、木村さん)が披露。歌唱前や間奏時に気持ちが入ったバチバチな口上もありつつ、炎が吹き上がる演出もあるなかで熱く歌う。さらにムービー演出ののちにうたわれた「UNLIMITED IMPACT」(菊池さん、須藤さん)も、ダートウマ娘のぶつかりあいをほうふつとさせるような、熱くなれるステージとなっていた。

「NEXT FRONTIER」(DAY1)
「NEXT FRONTIER」(DAY1)

 「BLOW my GALE(Blasting The Noise Ver.)」(春川さん、篠田さん)では、2人がステージ上段の両端からパフォーマンス。疾走感あふれる楽曲にサイバーライクなアレンジも加わった曲調のなか、布が下から上へとたなびくような風を感じさせる演出もありつつ、疾風のごとく駆け抜ける姿がイメージできるようなステージに。また、「winning the soul(High-voltage Ver.)」(小倉さん、新田さん、天海さん、立花さん、矢野さん、中村さん)では、シンフォニックアレンジされたロックソングで、熱さと高貴さも感じさせるなかで、それぞれが持つプライドを示すようなパフォーマンスを見せていた。

「BLOW my GALE(Blasting The Noise Ver.)」(DAY1)
「BLOW my GALE(Blasting The Noise Ver.)」(DAY1)

 「彩 Phantasia」(大橋さん、木村さん、奥野さん、宮下さん、小島さん、佐藤榛夏さん、希水さん)では、色鮮やかで花びらが舞うような映像が流れるなか、ステージとトロッコに分かれて歌唱。華やかさと美しさを感じさせつつも、力強く歌う姿で魅了した。

 MCパートではこちらも恒例となった、花火大会という名のバズーカ型クラッカーによるテープ射出も実施。大阪城ホールの場内にきれいなテープが発射された。ここでステージが暗転し、キャスト陣がステージに勢ぞろいしたところで、ウマ娘たちのメッセージを言葉として伝えていく。これまでも5th EVENTの各公演で行われてきたなか、第4公演でも新たなメッセージを披露する。

 そのままステージでは、新曲の「Unite!!」(宮下さん、小島さん、佐藤さん、希水さん)を初披露。初出走組4人が、ノリノリになれるポップソングを軽快に歌う。初公開楽曲にもかかわらず、トレーナーさんはキャストにあわせて手を振ったり、コールも決まるなど一体感あふれる光景が広がっていた。

「Unite!!」(DAY1)
「Unite!!」(DAY1)

 「Gaze on Me!」(木村さん、髙橋さん、鈴木さん、天海さん、奥野さん、藤本さん、菊池さん、須藤さん)では、EDMサウンドをきかせた夏を感じさせるナンバーで、さわやかな歌声で夏色に染めていく。続いた「ミッドナイト・エピローグ」(Machicoさん、渡部さん、新田さん、遠野さん、中村さん、MAKIKOさん)は、夜の雰囲気とかわいらしさあふれる“おやすみソング”と言えるもの。安らぎの空間のなかで歌い進め、最後はステージ上段のソファやベッドなどで眠りにつき、MAKIKOさんは眠りにつかせるようにバイオリンを引き続けている光景も目を引いていた。

「ミッドナイト・エピローグ」(DAY1)
「ミッドナイト・エピローグ」(DAY1)

 「永遠の色彩」(松岡さん、篠田さん、春川さん)は、落ち着いた雰囲気のなかで披露されたバラードソング。特にここまでのステージでもかっこよさや激しさも感じさせるパフォーマンスを見せていた3人だけに、表現力の高さを存分に感じ取れるものとなっていた。また「Everlasting BEATS」(大橋さん、鈴木さん、松岡さん、藤本さん)では、スクリーンに3女神が映し出されるなかで、ステージ上段に大橋さんと松岡さん、鈴木さんと藤本さんがそれぞれペアで並ぶような形で、伸びやかに歌声を響かせる。

 そして凱旋門の映像が映し出され、口上が述べられたのちに「L'Arc de gloire」(髙橋さん、小倉さん、立花さん、矢野さん、篠田さん、秋奈さん)を披露。世界最高峰のレース「凱旋門賞」へ挑むウマ娘たちの勇姿をほうふつとさせるような、きらびやかで美しさも感じられるような曲調にのせて、強い決意を込めて歌っていた。

「L'Arc de gloire」(DAY1)
「L'Arc de gloire」(DAY1)

 MCパートでは、アコースティックアレンジされた「ユメヲカケル!」とトレーナーさんと合唱し盛り上げたところで、ライブは終盤へ。

 「Ambitious World(Beyond The Promise Ver.)」(立花さん、矢野さん)では、2人がトロッコ上で姿を見せ、さらに矢野さんは、TVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」の終盤でキタサンブラックが着ていた新勝負服「結願のしまい華」をまとって登場。トロッコで移動しながら歌い、随所に2人の仲の良さを感じさせる光景が見受けられた。そのまま2人がステージに向かい、掛け合いが行われたのちにTVアニメ第3期オープニングテーマのアレンジバージョン「ソシテミンナノ(Breaking The Limit Ver.)」(立花さん、矢野さん、MAKIKOさん、秋奈さん)に。それぞれが力強く歌うなか、激走するキタサンブラックの映像を背景に、矢野さんがソロダンスパフォーマンスを披露する熱い展開も。

「ソシテミンナノ(Breaking The Limit Ver.)」(DAY1)
「ソシテミンナノ(Breaking The Limit Ver.)」(DAY1)

 熱いステージを受けての「DRAMATIC JOURNEY」(Machicoさん、渡部さん、新田さん、春川さん、松岡さん、藤本さん、宮下さん、小島さん、佐藤榛夏さん、希水さん)は、ステージとトロッコに分かれ、トロッコ搭乗メンバーは白い旗を手にしつつ、希望に満ちてこの先も進んでいくことを示す楽曲を高らかに歌っていた。

 ここからは、最新育成シナリオをテーマにしたスペシャルステージ「[U.A.F is entering the venue.]」となり、佐藤利奈さんによるナレーションのもと、シナリオに登場する「アクロバットアロー」をはじめとした競技の動きを、キャストひとりずつ5人が披露。そしてシナリオのテーマソングである「爆熱マイソウル」(渡部さん、鈴木さん、中村さん、須藤さん、秋奈さん)に。往年の熱血ソングがイメージできる曲調のなか、炎が吹き上がる演出もまじえながら、ステージ上段のせり上がったステージから、トレーナーさんの心にも火をつけるような歌声を届けていく。

「爆熱マイソウル」(DAY1)
「爆熱マイソウル」(DAY1)
「爆熱マイソウル」(DAY1)
「爆熱マイソウル」(DAY1)

 荘厳なBGMとともにキャスト陣がステージに勢ぞろいし、ゲーム3周年記念楽曲である「U.M.A. NEW WORLD!!」の披露に。ゲームの新オープニングムービーなどの映像を背景に、スピード感にあふれテンションが高まる曲調のなかで、走り抜けるかのように歌っていた。

「U.M.A. NEW WORLD!!」(DAY1)
「U.M.A. NEW WORLD!!」(DAY1)

 本編が一区切りとなり、アンコールを求める声があがるなかで、佐藤利奈さんが姿を見せ、最新情報の映像が上映。特に劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」の新映像や新キャラクターの公開などでは、大きな歓声も沸き上がっていた。

 アンコールに応えてキャスト陣が登場し、「トレセン音頭」を披露。それぞれがウマ娘のとしての挨拶も交えつつ、さらにもう一盛り上がりと言わんばかりのお祭り気分になれるにぎやかなステージに。

 キャスト陣を代表しての挨拶では、初出走となった宮下さんのときに思いがあふれそうになるなかで佐藤榛夏さんが寄り添い、その佐藤榛夏さんも挨拶では思いがあふれ、小島さんが寄り添うという一幕も。ほかにもそれぞれに感謝の言葉を送ってきた。

 ラストナンバーは、ウマ娘と言えばこの曲「うまぴょい伝説」。このときは明坂さんも佐藤利奈さんもステージに降りて、ステージ上のいろいろな場所から歌ったり、挨拶をしたりと、自由な雰囲気のままでDAY1はゴールインとなった。キャスト陣が降壇したあと、エンディングムービーが上映され、最後の最後に「SPECIAL THANKS」に続いて「TRAINER」の文字とともに場内のトレーナーさんたちの映像が映し出されるという、粋な演出も。最後まで歓声が沸きあがる状態で、舞台をDAY2へと映していった。

「うまぴょい伝説」(DAY1)
「うまぴょい伝説」(DAY1)

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