京セラは3月21日、日本とアジアのスタートアップを中心としたコーポレートベンチャーキャピタルファンド「京セラベンチャーズ・イノベーションファンド1号」(KVIF-Ⅰ投資事業有限責任組合)を組成したと発表した。継続的に新規事業を創出する体制を強化する。
4月1日に設立し、ファンド規模は4000万米ドル。運用期間は10年になる。主な投資領域は、環境・エネルギー、情報通信、医療・ヘルスケア、モビリティ、材料技術、AI含むソフトウェア、航空・宇宙・防衛、半導体、核融合。シリーズA中心にシード~シリーズCまでのアーリーステージを対象とする。
京セラでは、自社の研究開発とともに新規事業の創出に向け、スタートアップへの投資や協業に取り組んできた。今後は、この動きをさらに強化するため、市場の変化を先取りしたオープンイノベーションを一層加速させていくとしている。
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