なじみのない建物まで行って、建物のまったく反対側に入口があることに気づいた経験はないだろうか。「Googleマップ」はまもなく、そうした経験を過去のものにしてくれるかもしれない。
Googleマップで、建物の出入口を示す機能がテストされていることを、Android Policeが最初に発見した。
テストの対象となっているのは、すべての都市ではなく、サンフランシスコ、ラスベガス、ニューヨークなどの一部の大都市の建物だという。一部のホテル、医院、食料品店、カフェ、レストラン、小売店に対し、入口を示す、白い丸で囲まれたドアのアイコンが表示される。ドアの代わりに白い丸で囲まれた矢印が表示される場合もあるが、どちらも、マップをほぼ最大限に拡大した場合のみ表示される。
これはベータ機能ではないようで、現時点では特定の端末でしか利用できないようだ。ベータプログラムに登録している筆者の「Pixel 8 Pro」でも、そうでない「Pixel 6」でも利用できなかった。いずれもGoogleマップを最新版にアップデートしている。Android Policeは、「Pixel 7a」で表示されることを確認したとしている。
同社は2023年終盤に、公共交通機関を対象とした類似の機能を導入しており、80を超える都市の乗換駅の正確な出入口が、それが道路のどちら側にあるかを含めて表示される。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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