Appleの「iTunes」経由でNetflixのプランを利用していたユーザーは、一部の国では今後Netflixに直接支払う必要がある。それに伴い、プランを変更する必要が生じる可能性がある。
Netflixは以前から、新規登録するかメンバーシップを再開するユーザーにApple経由での料金支払いを認めていなかったが、今回、既存の加入者についても、一部の国でApple経由ではなくNetflixに直接支払うよう求めることを、The Vergeの取材に対して認めた。
Appleは2011年に「App Store」でサブスクリプションを導入した。しかし、多くの企業と同様、NetflixはAppleによる30%の手数料を嫌い、2015年までそうしたサブスクリプションを認めなかった。2018年、Netflixは新規登録者がApple経由で料金を支払えないようにしたが、既存顧客には継続を認めていた。
The Vergeが記事中で紹介したX(旧Twitter)への投稿で、ある顧客はNetflixが事前通告もなく「Apple Pay」との連携を突然停止したと述べた。その結果、新規受付が終了しているベーシックプランで月額9.99ドル(日本では990円)を支払っていたこの利用者は、月額15.49ドル(同1490円)のスタンダードプランに移行するか、6.99ドル(同790円)だが広告が表示されるプランにダウングレードする必要がある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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