小米科技(シャオミ)は現地時間2月26日、バルセロナで開催中のMobile World Congress(MWC)で、同社初の電気自動車(EV)「SU7」の実車を披露した。SU7は2023年末に中国で発表されたが、実車の公開はこれが初めてとなる。
SU7は、目を引くブルーの塗装を施した、流線型でスポーティな外観のEVだ。4ドアで完全電動の「パフォーマンスセダン」と説明されている。シャオミによると、同社独自の電動モーターを採用し、停止状態からわずか2.78秒で時速100kmまで加速できるという。
SU7はまた、101キロワット時(kWh)のバッテリーも搭載するとみられる。航続距離は800kmで、現在市場に出回っているEVの大多数を大きく上回る数字だ。急速充電も可能で、シャオミによると、急速充電器で15分充電するだけで510km走行できるという。しかし、SU7の基盤となるプラットフォームは、理論的には150kWhのバッテリーを搭載可能で、1200kmを超える驚異的な航続距離を実現できると同社は述べている。
SU7の発売時期や価格はまだ発表されていないが、シャオミは今後、自動車メーカーとして世界トップ5に入る目標を掲げている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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