General Motors(GM)は、同社の自動車向け半自動運転機能「Super Cruise」を強化し、ハンズフリーで運転可能な北米のハイウェイを約75万マイル(約121万km)まで増やした。
Super Cruiseは、GMは2017年に提供開始した先進運転支援システム(ADAS)。米国とカナダの一部ハイウェイで、ハンドルなどを操作せず走行できるハンズフリー運転が利用可能。自動車線変更などの機能にも対応している。ただし、ドライバーは前方を見ている必要がある。
Super Cruiseによるハンズフリー走行の累積距離は1億6000万マイル(約2億5700万km)を超え、事故を起こしていないという。GMによると、利用者の80%以上が「Super Cruiseのおかげで、以前よりゆったりした気持ちで移動できるようになった。Super Cruiseは、自動車を選ぶとき2番目に重視する機能だ」と答えたそうだ。
GMは、Super Cruiseのカバーするハイウェイを徐々に増やし、米国とカナダの主要なハイウェイに対応させてきた。今回の機能強化により、比較的小さな都市や街を結ぶハイウェイでも利用できるようにした。
約75万マイルというSuper Cruiseの対応距離は、他社のハンズフリー運転システムに比べ6倍近く長いとしている。
Super Cruiseの紹介ビデオ(出典:GM/YouTube)
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