Alphabet傘下でドローン配送を手掛けるWingは米国時間1月17日、積載量が初代モデルの2倍の最大5ポンド(約2.26kg)となる、より大型の新型ドローンを発表した。
主要な競合企業の1社であるZiplineは2023年3月、都市部や郊外での配送に適した小型ドローンを発表していた。両社はこの分野のリーダーであり、米小売大手Walmartはテキサス州ダラス・フォートワース地域におけるドローン配達で両社と提携している。
宅配ドローンは、市販薬、食料品、建設資材、食品、コーヒーなど、小さな商品の購買ニーズを満たす手段として普及しつつある。Amazonに注文すれば翌日か翌々日には届くような品物だが、ドローンを使えば、即座に必要なものがあるときに店舗まで行かなくて済む。
Wingによると、米国における注文の70%は1機のドローンで商品が配送されているが、残る30%は2機での配送が必要だという。新型ドローンはこの30%に対応するものだ。
新型ドローンは初代と同じく往復12マイル(約19km)の配送が可能で、速度は時速約65マイル(約105km)。
Wingこの記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」