サムスンの新しい主力スマートフォンである「Galaxy S24」シリーズの発表はまだ何週間も先だが、先週末の複数のリーク情報によって、その特長が少し見えてきている。
まずは、カメラのアップグレードだ。「Galaxy S23 Ultra」は、極めて高性能なカメラを搭載するとみなされていたが、撮影された写真は色が過飽和に見える場合があった。一般的に信頼できる情報で知られるリーカーのAlvin氏(@sondesix)は、「ある情報筋」の話として、「Galaxy S24 Ultra」では、画像の飽和とシャープニングが改善されて、はるかに現実的な仕上がりが得られるようになるとしている。
Alvin氏は色と素材について、同製品の「Titanium Gray」は「iPhone 15 Pro」の「ナチュラルチタニウム」よりも「はるかに良く」見えるとする情報筋の言葉を紹介している。もちろんこれは主観的な感想だが、デバイスが高級に見えるというのは間違いなく、購入を検討する顧客の背中を押す要素だ。Alvin氏の情報筋は同製品について、前機種よりもフラットな形状だが、持ちやすく感じるとも述べたという。
しかし、リーク情報によると、最大の追加機能は、人工知能(AI)関連の機能だ。Galaxy S24シリーズはAIを最大限に活用するという憶測が流れている。サムスンの新型スマートフォンは、内蔵のAIを利用して、画像の生成、電子メールやメッセージなどのコンテンツの作成、テキストの翻訳、音声の認識などを実行するという。
Ahmed Qwaider氏(@AhmedQwaider888)は、Galaxy S24 Ultraのディスプレイに関する情報をリークしている。同氏によると、ディスプレイは最大輝度が2600ニトに達するだけでなく、Corningの強化ガラスを採用するという。
一方、Arsene Lupin氏(@MysteryLupin)のリーク情報は、上述の素晴らしい情報にやや水を差すもので、Galaxy S24の基本モデルのRAMが8GBしかないとしている。「+」と「Ultra」は12GBにアップグレードされているが、基本モデルのRAMは驚くほど小さい。そのRAM容量は、「Google Pixel 8」と同じで「iPhone 15」よりも多いが、これらの端末は、Galaxy S24のようにオンデバイスAIを活用することは約束していない。基本モデルのRAMはAI機能の実行に足りるだろうか。
同氏は、いくつかのカラーバリエーションについてもリークしており、標準的なグレーとブラックに加えて、バイオレットとイエローが提供されるとしている。リリース時には、はるかにしゃれた色名になるだろう。
Galaxy S24シリーズは、2024年1月中旬に発表される見込みだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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