Appleは米国時間12月13日、「Self Service Repair」(セルフサービス修理)プログラムの対象を拡大した。米国では新しい診断ツールの提供も開始し、Appleの正規サービスプロバイダーや独立した修理業者が店舗で行うようなトラブルシューティングのセッションを自宅でも行えるようにした。
Self Service Repairプログラムは、「iPhone 15」シリーズや「M2」搭載「Mac」デバイスを含む35製品に対応し、33カ国/24言語で利用可能になった。M2搭載Macには、14/16インチの「MacBook Pro」、15インチの「MacBook Air」、「Mac mini」「Mac Pro」「Mac Studio」が含まれる。対象国の一覧とセルフサービス修理の利用方法は、同社のサポートサイトで確認できる。
「Apple Diagnostics for Self Service Repair」はウェブベースの診断ツールで、現在米国で利用できる。欧州でも2024年に利用可能になる予定だ。「iPhone」やMacを自分で修理したいときは、その製品を診断モードに設定し、別のデバイスに対象製品のシリアル番号を入力する。これで診断セッションが始まる。
この診断ツールは、「iOS 17」以降を搭載したiPhoneおよび「macOS Sonoma 14.1」以降を搭載したMacで利用できる(ベータ版は対象外)。
Appleの公式発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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