「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」のユーザーは、米国時間12月11日にリリースされた新たなアップデート「iOS 17.2」により、ビデオ撮影機能で「Apple Vision Pro」用の「空間ビデオ」を撮影できるようになった。
同社は6月に開催した「WWDC23」で空間ビデオを紹介し、視聴者の動きに応じて動画の視点が変化し、一種の視覚的ステレオ効果を生み出す方法を披露した。iPhone 15 Proで家族旅行の空間ビデオを撮影し、数カ月後や数年後にVision Proでその体験を追体験できると想像してみてほしい。
iPhone 15 Proで空間ビデオを撮影するには、「設定」アプリを開き、「カメラ」を選択し、「Apple Vision Pro用の空間ビデオ」をオンに切り替えて有効にする。次にカメラアプリを開き、撮影方法でビデオを選択すると、空間ビデオの撮影オプションが表示される。
最新のiOS 17.2の設定アプリによると、iPhone 15 Proで撮影できる空間ビデオは、標準ダイナミックレンジで1080pの解像度、毎秒30フレームで、1分間の空間ビデオは容量が約130MBだという。
Vision Proは2024年初頭にまず米国で発売予定だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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