General Motors(GM)とAutocar Industriesは、燃料電池で動かせる大型作業車を共同開発すると発表した。
Autocarは、コンクリートミキサー車やごみ収集車、コンテナ用トレーラーなどの特殊な作業車を製造、販売する米国企業。こうした大型の作業車には、軽量だが大出力で、燃料補充が短時間で済む燃料電池が適しているという。しかも、動作音が小さく、運転中にガスを排出しないというメリットがある。
GMは、同社の燃料電池ユニット「HYDROTEC」をAutocarへ供給し、水素と酸素から作り出した電力で動く電動作業車を開発する。HYDROTECの出力は1台で77kWあり、複数台を接続してより多くの出力が得られる。
HYDROTEC搭載車は、2026年に生産を開始する計画。
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