NTTデータとRelic、新規事業の流れが学べる2日間のワークショッププログラム

　Relicは12月7日、NTTデータとの業務提携を発表した。第1弾として、同日より両社の共同開発によるワークショッププログラム「Business Design Sprint Prototyping Camp」の提供を開始する。

　本ワークショップは、「新規事業のアイデアが集まらない」「革新的なアイデアを生み出せない」「ブレストだけで終わってしまい後続につながらない」「検証に必要なプロトタイプを独力で制作できない」といった課題を持つ顧客を対象に、アイデアの発想から、初期事業コンセプト構築、初期プロトタイプ制作までを、一気通貫かつ2日間で行うプログラムとなる。

業務提供イメージ

　NTTデータが提供する1Day新規事業アイデア創出ワークショップ「Business Design Sprint Field Trip」と、Relicが提供する1Dayプロトタイプ実践ワークショップ「APL Idea Forge」に基づき、新規事業創出の知識や経験がない人でも、ビジネスアイデアの創出やコンセプトの実現を体験することで、新規事業創出の基礎を身につけることができるという。

　両社は、顧客の新規事業創出パートナーとして、新規事業に課題を持つ担当者、意思決定や事業評価制度などの制度設計に課題を持つ管理者の双方に対して支援を行うとしている。

　Relicは、新規事業の立ち上げから成長・拡大支援に強みを持ち、同社の「DUALii」をはじめとするサービスの提供により、大企業の新規事業の創出を支援している。DUALiiは、大企業における課題や困り事を、柔軟な関与スキームと多様な出口戦略で、各社に最適な共創体制の構築を図る、のインキュベーションパートナー・プラットフォームだ。

　一方のNTTデータは、新規事業創出に適したメソッドを構築・提供し、新規事業創出の初期フェーズの立ち上げやアイデア創出、コンセプト検証等に強みがある。

　両社はすでに、顧客の新規事業創出に対する共同プロジェクトの推進や、プログラム開発において連携をしている。今回の業務提携により、両社は連携を強化し、新規事業創出を立ち上げから成長・拡大まで一気通貫で支援する。