ふろしきやは12月1日、長野県8地域と提携し、過去最大規模の「レボ系ワーケーション」を実施すると発表した。
2024年1月22~26日、60人程度を募集して実施する。参加形態は、2泊3日、3泊4日、全日参加から選択可能。新規事業を生み出してきたワーケーション企画の4年にわたる学びを詰め込むという。
1月22~26日に実施するレボ系ワーケーションは、長野県千曲市(ちくまし)を核に、長野市、坂城町、上田市、東御市、小諸市、佐久市、御代田町、軽井沢町の8市町村と鉄道事業者が協力して実施する。しなの鉄道の観光列車「ろくもん」や「SR-1」車両を合計3日間貸し切る「トレインワーケーション」になるという。
フィールドワークやアイデアソンなど、自然のなかで企画や対話を楽しむ仕掛けを用意し、そこから生まれる偶発的な出会いや、新規事業が発足する環境を体験できるとしている。
参加プランと参加料金(税込)は、「レボ系ワーケーションツアー(フル)」が6万円、「レボ系ワーケーションツアー(ハーフ、前半後半共)」が4万円、「トレインワーケーション1(SR-1車両、1月23日)」が8000円、「トレインワーケーション2(観光列車ろくもん、1月24日)」が1万6000円、「トレインワーケーション3(SR-1車両、1月25日)」が8000円。
レボ系ワーケーションは、開放的に対話や交流ができる環境の提供にこだわり、参加者の価値観や行動を変化させ、インパクトあるプロジェクトや事業が自然発生的に生まれるという、千曲市発のワーケーションスタイル。
千曲市は、2019年からワーケーション参加者や地元住民の方々とともに、「ワーケーションまちづくり・ラボ」という団体名でワーケーション体験会を実施。累計574人が参加、10個以上のプロジェクト・イベントが発足し、約4事業者(起業や開業)が誕生したという。こういった千曲市で起きた動きを、「レボ=レボリューション=これまでのやり方を大きく変える」という意味で、レボ系ワーケーションと名付けたとしている。
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