OpenAIが提供する人気のチャットボット「ChatGPT」を使う際、実際の会話のようにこちらの要求を声で伝え、その回答を聞くことができれば、より自然なやり取りになるだろう。その機能を、ChatGPTのすべてのユーザーが利用できるようになった。OpenAIは米国時間11月21日、「X(旧Twitter)」への投稿で、ChatGPTのモバイルアプリを通じてすべての無料版ユーザーが音声チャット機能を使えるようにしたと発表した。
音声チャットは9月より有料版「ChatGPT Plus」と「ChatGPT Enterprise」の加入者向けに提供されていたが、今回すべてのユーザーがリクエストをタイプ入力しなくてもChatGPTと会話できるようになった。このオプションはアプリでのみ利用でき、ChatGPTのウェブサイトでは利用できない。
音声チャットを試してみたい場合、まだアプリをダウンロードしていない人は、「iOS」/「iPadOS」版または「Android」版のChatGPTアプリをダウンロードしよう。アプリを起動し、ヘッドホンのアイコンをタップする。初回は声を選択するよう求められる。「Juniper」「Ember」「Cove」「Sky」「Breeze」から選択できる。いずれかの声をタップするとサンプルが再生されるので、それを確認した上で選択を確定する。
次に、質問やリクエストを声に出して伝えると、ChatGPTから音声で回答が返される。このようにしてチャットを続け、会話ができる。「X」アイコンをタップして音声チャットを終了すると、一連のやり取りがチャット画面にテキストで表示される。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス