アルトマン氏、OpenAIのCEOに復帰へ

 「ChatGPT」開発元のOpenAIは11月22日、先週解任したSam Altman氏を最高経営責任者(CEO)に復帰させることで同氏と原則的な合意に至ったことを、「X」への投稿で明らかにした。

Sam Altman氏
Sam Altman氏
提供:ANDREW CABALLERO-REYNOLDS /Getty Images

 新たな取締役会では、Salesforceの元CEOであるBret Taylor氏が会長に就任するほか、Larry Summers元米財務長官も加わる。QuoraのCEOである現任のAdam D'Angelo氏は取締役を継続する。

 OpenAIに続いてAltman氏もXに投稿し、同社に復帰する意向を表明した。

 「日曜の夕方にMicrosoftに移籍すると決めた時は、それが自分とチームにとって最善の道であることは明白だった。新しい取締役会になり、Satya(訳注:MicrosoftのCEOであるSatya Nadella氏)の支援もあって、今はOpenAIに戻ってMicrosoftとの強力なパートナーシップを拡大するのを楽しみにしている」(Altman氏)

 Altman氏の解任を受けてOpenAIを離れていた、共同創業者で元会長のGreg Brockman氏もXに投稿。「OpenAIに戻って、今夜コーディングを再開する」とした。

 OpenAIではAltman氏が突然解任されたことで、取締役の辞任と同氏の復帰を求める公開書簡に従業員の大多数が署名するなど、混乱が生じていた。

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