マイクロソフト、「Bingチャット」を「Copilot」にリブランド

Sabrina Ortiz (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2023年11月16日 08時46分

 Microsoftは米国時間11月15日、開催中のイベント「Microsoft Ignite」で「Bingチャット」「Bingチャットエンタープライズ」を「Copilot」にリブランドすることを発表した。

Satya Nadella氏
Microsoft IgniteでBingチャットのリブランディングについて発表するCEO、Satya Nadella氏
提供:Screenshot by Sabrina Ortiz/ZDNET

 名称変更とともに、Copilotは「ChatGPT」のように独立したウェブページを持つようになる。引き続きCopilotは「Bing」や「Windows」から利用できるが、独立したサイトであれば、Bingに依存することなくどのブラウザーからでもアクセスできるため、これまで以上にアクセスしやすくなる。

 Copilotを利用するには、Microsoftアカウントにサインインするか、新規作成する必要がある。一方、Bingチャットエンタープライズのユーザーは、「Microsoft Entra ID」でサインインするだけで、12月1日以降、Copilotに商用データ保護が適用される。

 Bingチャットと同様に、Copilotは「GPT-4」と「DALLE・3」に無料でアクセスできる。ChatGPTの場合は、「ChatGPT Plus」の有料サブスクリプション登録が必要だ。

Copilotの画面
提供:Screenshot by Sabrina Ortiz/ZDNET

 CopilotはBingチャットと同じように利用でき、会話のスタイルを「より創造的に」「よりバランスよく」「より厳密に」から選択でき、文章作成やコーディング、ショッピングなどを手伝ってもらうことができる。

 また、Microsoftは、Copilotの機能を強化するため、「OpenAI GPTs」に対応することも発表した。これにより、ユーザーは特定用途向けにCopilotのカスタマイズバージョンを作成できる。

Micorsoftの公式発表

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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