ソニー、グローバルシャッター方式のミラーレス一眼「α9 III」--高速に動く被写体でも歪みなく

 ソニーは11月7日、全画素を同時に露光、読み出しを行う「グローバルシャッター方式」のフルサイズイメージセンサーを搭載した、ミラーレス一眼カメラ「α9 III」の発売を発表した。

「α9 III」
「α9 III」

 α9 IIIボディ「ILCE-9M3」の市場推定税込価格は88万円前後、別売りの縦位置グリップ「VG-C5」のメーカー希望小売税込価格は5万5000円となる。11月16日10時から予約販売を受け付け、2024年1月26日に発売する。

 α9 IIIは、ソニーによるとレンズ交換式デジタルカメラとしては世界初となる、グローバルシャッター方式を採用。従来のローリングシャッター方式は、画像の撮像面上部の画素から順に読み出す方式なのに対して、グローバルシャッター方式は、全画素を同時に露光・読み出すため、高速で動く被写体でも動体の歪みがなく、見たままの撮影を可能としている。

 画像処理エンジン「BIONZ XR(ビオンズ エックスアール)」を搭載し、ブラックアウトフリーで最高120コマ/秒の高速連写が可能。さらに、高密度な像面位相差AFや、AIプロセッシングユニット搭載により、「リアルタイム認識 AF(オートフォーカス)」で高精度に被写体を認識する。

 シャッタースピードは、最速1/80000秒を実現。高速で動く動体でも、止まっているかのような静止画撮影が可能となる。ソニー製フラッシュ「HVL-F60RM2/F46RM」を装着すれば、シャッタースピード1/80000秒までの全速度で、フラッシュを同調して撮影することができる。

 動画においても、グローバルシャッター方式のイメージセンサーにより、車など高速で移動する乗り物から近くにある景色を撮影する時や、高速に動く被写体などを撮影する時でも、歪みを気にすることなく撮影が可能。αシリーズとして初めて、「4K 120pの高解像ハイフレームレートの映像でもクロップなしで動画記録」に対応し、意図した通りの画角で撮影が可能となる。

フルサイズイメージセンサー
フルサイズイメージセンサー

 グリップ形状は、人間工学に基づいた設計で、手のひらで包み込むような握りやすいさを追求。別売りの縦位置グリップVG-C5は、グリップとシャッターボタンまわりに本体と共通のデザインを取り入れることで、カメラと共通の操作性で違和感なく撮影することができる。

上部操作部
上部操作部
「α9 III」製品ページ
「α9 III」プレスリリース

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]