「Instagram」は、クリエイターに報酬が支払われる場所としては必ずしも知られていないが、コンテンツクリエイターが同プラットフォーム上で収益を得ていることを示す、大きなマイルストーンを最近達成した。
2023年に入ってInstagramがサブスクリプションプログラムの提供範囲を拡大して以来、アクティブなサブスクリプションが100万件を超えるまでに成長したと、Metaが発表した。Instagramの月間アクティブユーザー数が23億5000万人を超えていることを考えると、小さな数であることは否めないが、サブスクリプションプログラムが開始されてから1年しか経っていないことを思えば、素晴らしい実績だ。
このマイルストーンの発表と同時にMetaは、クリエイターがサブスクリプション登録者数を増やせるよう支援するために、Instagramに新しいプロモーションツールを導入したと述べた。まず、サブスクリプションを提供しているクリエイターのコンテンツを、登録していないフォロワーがフィードで見た場合に、「Subscribe」(登録)ボタンが表示される。また、クリエイターは、ダイレクトメッセージやストーリーズを通じて新規登録者と個人的なやり取りをしやすくなっており、エンゲージメントの促進が期待できる。
Instagramでは、クリエイターを対象とした新しいホリデーボーナスプログラムをテストするとしている。招待制の同プログラムは、米国、韓国、日本で提供され、一部のクリエイターに報酬を支払うというもの。招待されたクリエイターがこのボーナスプログラム期間中に通常の収益化ポリシーに従うリールと写真を投稿すると、再生数に基づく収益が支払われる(日本では年末までの期間限定)。
Metaの公式発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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