英当局は現地時間10月26日、主に子供のオンラインでの安全を確保するための「Online Safety Act(オンライン安全法)」が国王の裁可を得て、法律として成立したと発表した。
オンライン安全法はソーシャルメディアプラットフォームに対し、不適切なコンテンツの迅速な削除や、ポルノや自傷行為などのコンテンツへの子供のアクセス防止、年齢制限と年齢チェックの徹底、子供へのリスクに関する透明性の確保などを義務付ける。
違反した企業は、1800万ポンド(約33億円)または全世界での年間売上高の10%に相当する罰金を科される可能性がある。
英国の通信監視機関であるOfcomは同日より、不適切なコンテンツの監視を開始し、11月9日から審議プロセスに入る。その後、2025年にかけて段階的に法律を施行していくという。
この法律については、サイバーセキュリティと言論の自由をリスクにさらすとして、批判の声も上がっていた。
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