教育NFTの活用するリスキリング・転職一体型サービス「ONGAESHI」が正式リリース

 ONGAESHIプロジェクトチームは10月25日、プロジェクトの運営主体であるInstitution for a Global Society(IGS)が、リスキリング・転職一体型サービス「ONGAESHI」のアプリ2種を正式リリースしたと発表した。

 ONGAESHIプロジェクトは、教育に資金が持続的に巡る社会を実現するために、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所FinTEKセンター、東京理科大学インベストメント・マネジメント、Institution for a Global Societyなどの7者が参画し、2023年2月に始動したプロジェクト。タレントひとりひとりに対してスポンサーがつくことで、費用が賄われる未来の教育システム「連帯貢献システム」の社会実装に挑戦している。

未来の教育システム「連帯貢献システム」概念図
未来の教育システム「連帯貢献システム」概念図

 同サービスは、「連帯貢献システム」の社会実装に向けて提供されるもので、ブロックチェーンを活用。「無償で学び転職を目指す人」(タレント)と「学びを支援したい人」(スポンサー)をマッチングすることで、リスキリング講座を無償化し、転職までを支援していく。

 タレントは、スポンサーからアプリ上で講座の受講権を借り、無償で学ぶことが可能。また、講座修了時点で1,500円相当のコインを獲得できる「Learn to earn」機能を搭載する。加えて、オンラインで学びながらも、集合研修やグループワークなどの利用が可能だとしており、講座成績が職種レベル別に客観的に可視化されるため、講座で身に着けたスキルを転職で評価されやすいという特徴がある。さらに、キャリアアドバイザーによる、転職支援も行うという。

 スポンサー側も、タレントの代わりに「NFT化された講座の受講権」(ポジションNFT)を購入し、支援したいタレントに無償で貸し出すことで、タレントの「無償の学び」を提供できるようになる。渡したポジションNFTにより、学んだタレントが転職すると、スポンサーには人材育成の貢献の返礼としてトークンが付与される。また、教育の未来をより良くするための議論や意見交換により仕組みづくりに参加できるという。

 同社によると、リリース1年目はタレント1000人の学習無料化を目指すという。タレント向けアプリの事前登録者数は750名を突破。スポンサーがタレントに貸し出すことのできる教育NFTの事前予約個数は180個以上になるという(2023年10月24日時点)。

 タレント向けアプリ「ONGAESHI」のAndroid版は提供済み、iOS版のリリースについては、今後1~2週間以内を目途に提供を開始する。スポンサー向けアプリ「ONGAESHI View」については、iOS/Android版ともに提供中。同プロジェクトでは、デジタル人材だけでなくその他の市場ニーズの高い人材を育成する講座も拡大し、講座の提供者(講師)も随時募集していく。また、採用企業からの人材紹介料について、その一部を貯め、公教育に寄付する予定だとしている。

ONGAESHIサービスサイト

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