YouTube、「長押しで倍速再生」「歌って検索」など多数の新機能を追加

Maria Diaz (ZDNET.com) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2023年10月20日 11時37分

 YouTubeは、ユーザー体験をよりシームレスなものにするためのアップデートをリリースする計画で、ユーザーにその一部でも気付いてもらえることを期待している。

YouTubeが表示されたスマートフォン
提供:Maria Diaz/ZDNET

 これらのアップデートの多くは米国時間10月19日から提供されるが、今後数週間かけて段階的にリリースされるアップデートもある。

1. 長押しで倍速再生

長押しで倍速再生する様子を示すイラスト
提供:YouTube/ZDNET

 動画を視聴中に画面を長押しして2倍速再生ができるようになった。必要に応じて長い動画を早送りできる。

2. 動画説明の新しいフォーマット

新たな説明欄
提供:@YouTubeLiaison/ZDNET

 動画の説明がスクロール可能になったほか、テキストの書式をクリエイターがより自由に設定できるようになった。新しいフォーマットでは、ソーシャルメディアへのリンクがこれまでより見つけやすく、クリックしやすくなり、ソーシャルメディアプラットフォームのロゴも入れられるため、視認性が増す。

3. 曲名の分からない曲を歌って検索

検索中の画面
提供:YouTube/ZDNET

 曲名が思い出せない曲を探したい場合は、その曲を再生するか、歌うか、あるいは鼻歌で歌うだけでも、人工知能(AI)によってその音から元の曲を特定できる。この機能は今後数週間のうちに、最初は「Android」版YouTubeでのみ利用できるようになる。

4. 新しい「ライブ」アニメーション

実際にライブアニメーション機能を使う様子

提供:YouTube

 より視覚的な機能も追加される。クリエイターが動画の中で視聴者に「高く評価」や「チャンネル登録」を呼びかけると、そうした言葉と連動してこれらのボタンが光るアニメーション表示される。視聴者がボタンを押すと、膨らんで星が飛び散るアニメーションが表示される。

5. 再生位置の移動が容易に

再生位置を移動させる様子を示すイラスト
提供:YouTube/ZDNET

 動画の一部を再生したい場合、適切な箇所を探すのがこれまで以上に簡単になった。プレビューのサムネイルが大きくなっただけでなく、シークバーを長押ししてキーフレームを探しているときに、途中でやめたくなった場合は、振動を感じる位置で指を離すだけで最後に見ていた位置に戻れる。

6. 「マイページ」タブ

新たなマイページタブ
提供:YouTube/ZDNET

 「ライブラリ」タブとユーザーのアカウントページが統合されて、「マイページ」タブで参照できるようになった。「マイページ」タブは、これまで「ライブラリ」タブがあった位置に表示される。

YouTubeの説明動画

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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