YouTubeは、ユーザー体験をよりシームレスなものにするためのアップデートをリリースする計画で、ユーザーにその一部でも気付いてもらえることを期待している。
これらのアップデートの多くは米国時間10月19日から提供されるが、今後数週間かけて段階的にリリースされるアップデートもある。
動画を視聴中に画面を長押しして2倍速再生ができるようになった。必要に応じて長い動画を早送りできる。
動画の説明がスクロール可能になったほか、テキストの書式をクリエイターがより自由に設定できるようになった。新しいフォーマットでは、ソーシャルメディアへのリンクがこれまでより見つけやすく、クリックしやすくなり、ソーシャルメディアプラットフォームのロゴも入れられるため、視認性が増す。
曲名が思い出せない曲を探したい場合は、その曲を再生するか、歌うか、あるいは鼻歌で歌うだけでも、人工知能(AI)によってその音から元の曲を特定できる。この機能は今後数週間のうちに、最初は「Android」版YouTubeでのみ利用できるようになる。
より視覚的な機能も追加される。クリエイターが動画の中で視聴者に「高く評価」や「チャンネル登録」を呼びかけると、そうした言葉と連動してこれらのボタンが光るアニメーション表示される。視聴者がボタンを押すと、膨らんで星が飛び散るアニメーションが表示される。
動画の一部を再生したい場合、適切な箇所を探すのがこれまで以上に簡単になった。プレビューのサムネイルが大きくなっただけでなく、シークバーを長押ししてキーフレームを探しているときに、途中でやめたくなった場合は、振動を感じる位置で指を離すだけで最後に見ていた位置に戻れる。
「ライブラリ」タブとユーザーのアカウントページが統合されて、「マイページ」タブで参照できるようになった。「マイページ」タブは、これまで「ライブラリ」タブがあった位置に表示される。
YouTubeの説明動画この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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